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現代社会において、私たちは日々様々な環境毒素に晒されています。

 

これらの毒素は、空気、水、食品、そして身の回りの製品など、

多岐にわたる源から体内に入り込みます。

 

完全に環境毒素を避けることは難しいですが、

その暴露を最小限に抑え、体のデトックス機能をサポートする方法はあります。

 

近年では、重金属のカラダの影響が

一般の方でも知れ渡るようになっています。

 

・頭がボーっとするブレインフォグ

・慢性的に疲れが取れない

・アルツハイマー認知症

 

これらは重金属が影響していると言われています。

 

基本的には「日本食」が、自然と排泄を促す食事になっているのですが、

現代の食事はバリエーションが豊富であるため、

意識的に毒素の排泄を考慮する必要があるのです。

 

 

今回は、日常生活で実践できる環境毒素回避と

デトックスの方法について、科学的根拠に基づいて解説します。

 

 

主な環境毒素とその影響

 

環境毒素には様々な種類がありますが、特に注意すべきものとして以下が挙げられます:

  1. 重金属(鉛、水銀、カドミウムなど)
  2. 農薬と除草剤
  3. プラスチック由来の化学物質(ビスフェノールAなど)
  4. 揮発性有機化合物(VOCs)
  5. 大気汚染物質(微小粒子状物質PM2.5など)

これらの毒素は、神経系、内分泌系、免疫系など、体の様々なシステムに悪影響を及ぼす可能性があります[1]。

 

 

 

日常生活でのデトックス実践法

 

1. 清浄な水の確保

水は体内の毒素を洗い流す重要な役割を果たします。しかし、水道水にも様々な汚染物質が含まれている可能性があります。

実践法:

  • 浄水器を使用する。数千円の安いものでも十分ですので必ず設置しましょう。活性炭フィルターは多くの汚染物質を除去できます[2]。
  • 可能な限り、ガラス製やステンレス製の水筒を使用し、プラスチック製品の使用を減らす

2. オーガニック食品の選択

農薬や除草剤の残留物は、一般的な食品に含まれている可能性があります。

実践法:

  • 可能な限りオーガニック食品を選択する。研究によると、オーガニック食品を摂取することで、体内の農薬レベルが有意に低下することが示されています[3]。
  • 特に「Dirty Dozen」(農薬残留が多い傾向にある12種類の果物と野菜)はオーガニックを選ぶ。
ただし!
日本のオーガニック基準はゆるゆるなので、正直あまり期待できません。
摂るものよりも、出すことに力を入れてみてください。
 

3. 室内空気質の改善

室内の空気は、屋外よりも汚染されていることがあります。VOCsや微小粒子状物質などが蓄積する可能性があります。

実践法:

  • 定期的に換気を行う。
  • 空気清浄機を使用する。HEPAフィルター付きの空気清浄機は、微小粒子状物質を効果的に除去できます[4]。
  • 観葉植物を室内に置く。certain plants have been shown to remove various indoor air pollutants[5]。
数百円台で買える観葉植物でも十分ですので、部屋に設置してみてください!

6. 運動と発汗の促進

運動による発汗は、体内の毒素排出を促進する自然な方法です。

実践法:

  • 定期的な有酸素運動を行う。週に最低150分の中強度の運動が推奨されています[6]。
  • サウナを利用する。サウナ利用が重金属など一部の環境毒素の排出を促進する可能性が示唆されています[7]。

 

 

7. 十分な睡眠の確保

睡眠中、体は様々な修復と解毒プロセスを行います。特に、脳内のグリンファティックシステムが活性化し、老廃物の排出が促進されます。

実践法:

  • 7-9時間の質の高い睡眠を心がける。
  • 就寝前のブルーライト暴露を避け、規則正しい睡眠スケジュールを維持する。

 

 

8. ストレス管理

慢性的なストレスは、体の解毒機能を低下させる可能性があります。

実践法:

  • 瞑想やヨガなどのリラックス法を日常に取り入れる。
  • 定期的な運動を行う。
  • 十分な休息と余暇の時間を確保する。
  •  

     

結論

環境毒素を完全に避けることは難しいですが、上記の実践法を日常生活に取り入れることで、毒素への暴露を最小限に抑え、体の自然なデトックス機能をサポートすることができます。

しかし、極端なデトックス法(例:長期の断食や非科学的なデトックス製品の使用)は、かえって健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠、そしてストレス管理を基本とし、上記の実践法を無理のない範囲で取り入れることが、長期的な健康維持につながります。

参考文献

[1] Genuis, S. J. (2012). Elimination of persistent toxicants from the human body. Human & Experimental Toxicology, 31(1), 3-18.

[2] Paull, D. E., & Barron, A. R. (2021). Activated carbon filters: A versatile and effective tool for drinking water treatment. ACS ES&T Water, 1(9), 1988-2000.

[3] Oates, L., Cohen, M., Braun, L., Schembri, A., & Taskova, R. (2014). Reduction in urinary organophosphate pesticide metabolites in adults after a week-long organic diet. Environmental Research, 132, 105-111.

[4] Nazaroff, W. W. (2004). Indoor particle dynamics. Indoor Air, 14(s7), 175-183.

[5] Wolverton, B. C., Johnson, A., & Bounds, K. (1989). Interior landscape plants for indoor air pollution abatement. NASA, Stennis Space Center, MS.

[6] World Health Organization. (2020). WHO guidelines on physical activity and sedentary behaviour. World Health Organization.

[7] Genuis, S. J., Birkholz, D., Rodushkin, I., & Beesoon, S. (2011). Blood, urine, and sweat (BUS) study: Monitoring and elimination of bioaccumulated toxic elements. Archives of Environmental Contamination and Toxicology, 61(2), 344-357.

 

 

 

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