山根です。
先日、盛岡市にある
Smooth pilates studioさんにて、
マシンピラティスを体験してきました。
終わった後はカラダの芯が真ん中に揃った感覚で、
カラダは軽く動けるようになりました。
動いて整えるツールとしてマシンピラティスは
とてもオススメです!
ぜひ機会がありましたら体験してみてください。
さて今回は、
「仙腸関節痛が坐骨神経痛も同時に引き起こす理由」
についてお伝えします。
坐骨神経痛でお悩みの方で、
骨盤の中心あたりが痛むことはありませんか?
その痛みを仙腸関節痛といい、
真ん中の“仙骨“とハート型の“腸骨“を繋ぐ関節、
「仙腸関節」の炎症により痛む症状です。
実は、その仙腸関節痛は
「坐骨神経痛を引き起こす元凶」
でもあるのです。
その理由と予防方法をご紹介しますので
毎日デスクワーク中心の生活をしている方は
ぜひ最後までご覧ください。
仙腸関節と坐骨神経痛の関係性について
坐骨神経痛に影響する理由は
炎症による腫れで坐骨神経を
圧迫するためです。
炎症が起きる原因としては
①骨盤アライメントが崩れ、関節の負担が増す
②腰を丸める、過剰にねじる動き
①は産前産後の方に多く
②は背中を丸めるデスクワーカーに多い傾向です。
※①は以前にもまとめていますので、
今回は②について深掘りしていきます。
デスクワーク中は、
背中を丸める姿勢が楽、と感じますが
仙腸関節に物理的な負荷がかかります。
痛みのメカニズムを知っておくと
予防にも繋がりますので
こちらをご覧ください。
関節は捻れや横にズレる力に弱い
よく膝や腰など、関節が痛い方に対して
「体重を減らしましょう」と
アドバイスされると思います。
しかし、関節は重さに対してはある程度の
耐久性を持っています。
*でないと力士は生きていけません。
実際に関節の問題が起きる原因は、
ねじる力、横ズレする力(剪断力)にあります。
ではどんな時に捻れるかと言いますと、
日常で行っている動作全般です。
・立ち上がり方
・歩き方
・座り方
全ての動作において
「関節に剪断力がかかっていないか」を評価します。
膝を痛めている人は、
前に荷重をかけすぎて前方への剪断力が生じ関節を痛めています。
反り腰の人も、
前に荷重をかけすぎて前方への剪断力が生じ関節を痛めています。
部位は違えど、関節に起きている現象は共通しています。
すると、腰痛や膝痛など
どこかしらの関節を痛めている方は、
剪断力のかかる動作のクセが見られます。
仙腸関節も同様で、
座り方次第では剪断力が生じ
炎症が起きてしまいます。
座る姿勢の意識1つでも痛みは軽減しますので
次の座り方をお試しください。
◯◯を立てる座り方で仙腸関節痛を予防しよう
さっそく楽な座り方の2つのポイントをお伝えします。
①坐骨を立てる
骨盤の下側につく、手で触れる骨が坐骨で
坐骨をイスに立てるイメージで座ります。
②足裏をべったり床につける
足首が90度を作れると
自ずと足裏が均等につきます。
机やイスの高さが合わない方は
高さ調整をし環境を整えることをオススメします。
・踏み台を足下に入れる
高さ変更できる踏み台もあります。
↓
https://item.rakuten.co.jp/sanwadirect/100-fr010/
・イスの座面高さをクッションなどで変える
始めはクセで上手く行かないと思います。
道具を使うだけなら簡単なので
良い習慣を保つポイントでもあります。
ぜひお試しください。
まとめ
・仙腸関節の炎症は坐骨神経を圧迫する
・関節は捻れる負荷に弱い
・道具に頼って楽にいい姿勢を作ろう
坐骨神経は尻から足先まで伸びるため、
下半身のどこで問題が起きても
併発することがあります。
一部だけケアしても改善されないのは
元凶が別にある、ということでもあります。
当店が全身を施術するメニューしか設けないのも
こういった理由が関係します。
痛みのケアには
適切なケアが欠かせません。
辛い症状でお悩みの方は
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にてご案内しておりますので、HPをご覧になってから
お申し込み下さい。