山根です。
坐骨神経痛でお悩みのあなたは、
「湿布が手放せない!」
そんな状態になっていませんか?
じつは、症状や痛み方次第では、
湿布の使用により悪化するケースがあります。
今回は、
「坐骨神経痛の対処法と湿布の正しい使い方」
についてお伝えします。
数年、数ヶ月と坐骨神経痛で
お悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
湿布の鎮痛作用は神経、炎症に対しては効果あり
始めに、湿布の薬効成分は
炎症に対して効果を発揮します。
しかし”坐骨神経痛”と名前がありながらも
原因の多くは筋肉で神経を圧迫して起きるもの。
炎症と圧迫では、必要な対処も変わってきます。
坐骨神経症状の改善には”湿布を貼る”ではなく、
筋肉の圧迫を取り除く必要があります。
次に具体的なケア方法と、湿布の使用方法を
お伝えしますのでこちらをご覧ください。
隙間時間にできるケア方法と湿布の使い方について
はじめにケア方法についてです。
冒頭にもありますが問題は筋肉の固さです。
とくに尻周りの筋肉に対してケアが必須です。
①背骨を伸ばしてイスに座り左足首を右膝上に乗せる
②背骨真っ直ぐを保ちながら、前傾姿勢になる
尻回りに痛みが出る手前で止め、
呼吸を止めないように1分間、
この前傾姿勢を保ちます。
1分間という、やや長めの時間キープする事が
このエクササイズの肝です。
イスに座りながらできるので
毎日デスクワークをされている方は
取り組みやすい内容だと思います。
お腹と膝を近づける意識で行うと
より効果が高まります。
次に湿布の使い方についてです。
使用する場合は、
この2つを頭に入れておきましょう。
①湿布を貼ったら安静にする。
→仕事や家事でどうしても動かなければないのは
十分承知しておりますので、使用したら
最小限の動きで過ごす事を意識しましょう。
②睡眠に影響が出る場合は使用する。
→睡眠時は痛みの物質や老廃物を流す時間のため、
睡眠不足では症状を悪化させます。
眠れない場合は迷わず使用しましょう。
ただし!
大した痛みでもないのにシップを貼って寝るのはやめましょう❌
改善を遅くする、体が冷えやすくなるなどのリスクがございます。
また、湿布を使い続けると
カラダは湿布の薬効成分に耐性を持ち、
効かなくなるので注意が必要です。
あくまで「痛みが強くて辛い」時に限定して
使用してみてください。
まとめ
・坐骨神経痛は筋肉の問題
・湿布を貼って待ってても改善しない
・筋肉に対してのケアが必須
湿布を使用していれば、その内改善するだろうと、
症状を放置しがちになります。
しかしあくまでも湿布は
痛みの回路を無効化するもの。
放置すると症状が複雑化し
改善を遅くしますので、痛みのケアには
適切なケアが欠かせません。
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