スタジオルーツ宮古の今村です。
お店とは別の事業で、行政委託で
作業療法士として発達支援事業に携わっています。
親御さんからのお悩みとしては
・集団に溶けこめない
・言葉が少ない、喋らない
・危険な行動をとる
・コミュニケーションがうまく取れない
など
基本的にこれらの要素は遊びの中で知覚し、
経験していく事で育まれるのですが、
近年は「遊具のリスク」に矛先が向かった結果、
遊びで得られる経験機会が減少しています。
しかし、本来遊びの中にある「危険」こそ、小さいうちに経験しておきたい体験なのです。
脳みそは、仕組みとして大きく3つに分類されると言います。
・爬虫類脳と呼ばれる脳幹
・動物脳と呼ばれる大脳辺縁系
・人間脳と呼ばれる大脳新皮質系
です。
それぞれ
・生存本能(反射)
・感情(反応)
・思考、理性(適応)
を司る領域であり、爬虫類脳から順に成熟していきます。
順番に適切な刺激を受け、成長していくことで脳のバランスが取れる。そんなイメージです。
では最初のステップ「爬虫類脳」を刺激するものは何か、それは「五感」と「生存本能」です。
生き延びるために感覚を尖らせ、注意を払って危険を察知し、本能的な快楽を満たす。
これが出来れば脳はぐんぐん成長します。
小さいうちに爬虫類脳が十分に成長することでレジリエンス(復元力)
つまり”打たれ強さ”が身につくと言われています。
さて、その爬虫類脳の発育には大切なポイントが1つあります。それは「能動性」です。
NG:誰かの指示、または恐怖心からやらされている受動的な状態
OK:自ら進んで楽しむ能動的な状態
どの状態で遊んでいるかで脳への影響に差が出ます。
例えば”鬼ごっこ”は、鬼に追われる「危険」を
「どう逃げれば捕まらないのか」
「鬼との距離感は適切か」
「鬼がこちらに気づいているのか」
など感覚を通じて様々な思考を巡らせ体験しています。
”アスレチック”は、落ちたら痛い・怖いので集中を引き出すことが出来ます。
このような、適度に「危険」を感じることのできる「遊び」が
ココロの強さを養うと同時に、
言語、運動といった自由な身体表現を鍛えていくのです。
一方、「危ないよ!」「気をつけな!」「ダメだよ!」と
すぐに大人のサポートが入る状況では子どもの身体表現力は伸びません。
神経系の発育は、大人も子どもも”適度なストレス”が大切なのです 。
今現在、辛い症状でお悩みの方
スタジオルーツでは、
痛い部位のみではなく
体全体の機能をチェックし、
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