TODAY'S
 
パーフェクトベイビーボディが理想

 

今村です。

先日3日間、東京にて講習を受けてきました。

内容はDNS(Dynamic Neuromuscular Stabilization)

 

日本語にすると

動的神経筋安定化・発達運動学的アプローチ

です。

 

一般の方には聞き馴染みがないかもしれませんが、

(セラピストの中でも半々くらいか…)

 

 

有名どころですと、室伏広治氏が

トレーニング理論として参考にしていることで有名です。

 

治療として、トレーニングとしての2側面を持つ

チェコ発祥の統合的アプローチになります。

 

腹圧を高めよう

 

結論から言えば、腹圧を高めて姿勢が安定すると

関節が求心性を取り戻す(安定する)

 

結果として、痛みの改善や可動域の改善

ないしはパフォーマンスアップが期待できるという理論です。

 

 

そのためのエクササイズとして、

運動発達理論に基づいた運動学習をしていきます。

その動きとは、赤ちゃんの動きです。

 

赤ちゃんは、筋肉が最小限しかありません。

その中で足を持ち上げたり、ハイハイをしたり

頭を持ち上げたりするのですが、

なぜ持ち上がるのかというとポイントは「腹圧」になります。

 

ざっくり

「体幹が安定するから体全体が安定する」

と考えていただけると分かりやすいと思います。

 

これが、生活しているうちに筋力や癖に頼った

トリックモーション(代償動作)になってしまうのが

大きな問題なのです。

 

日常の動作にもある程度

「正しいフォーム」がありまして、

 

フォームが崩れた投球し続けると肩を痛めるのと同様に

代償動作で生活を続けると腰痛、肩の痛み、膝の痛みを

引き起こします。

ここで大切なこととして、

腹圧は筋肉の力ではなく

姿勢を制御する神経系が正常に働く結果、

安定する仕組みになっています。

 

なので、鍛えるというよりは、

神経の再教育というのがポイントですチョキ

 

息を強く吐いてIAPを高めましょう

 

前述の通り、大切なのは腹圧です。

IAP(Intra Abdominal Pressure)と言います。

 

スタンフォード式 疲れないカラダの書籍でも

紹介されていました。

 

横隔膜が下がることでピストン状の力が加わり、

内側から圧力が高まる仕組みです。

 

よくスタジオルーツの施術でも呼吸の評価として

肋骨の動きや吐く息の強さをみますが、

それはIAPが働いているかを確認するためです。

 

強く息を吐く事が

横隔膜の動きを高める方法として手軽なので、

日常で意識的に行ってみてください。

 

動きの質が体調に影響している

 

少し難しい内容ではありますが、

世界的にもリハビリテーションの領域をはじめ、

スポーツの世界でも注目されている理論です。

 

今月は最終コースを受講し、

来年の秋にはスペインで

strength training courseを受講予定です。

 

スタジオルーツ盛岡でも、おいおい

IAPに特化したエクササイズクラスを

作ろうと思っているのでご期待下さい🙏

 

 

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