
姿勢が悪いと椎間板が時間をかけて損傷していく
山根です。
先日、私が定期的に開催するバスケットボールアカデミーにて
子どもたちにジャンプの基礎動作をお伝えしました。
ジャンプはバスケだけでなく
バレーや陸上でも行う大切な基礎動作。
他の競技を選んでも活躍できるよう、
こういった”ベース作り”をコツコツと
取り組んでいます。
ということで、今回は
小学生・中学生にも多くみられる
「猫背が椎間板ヘルニアを生む理由と予防方法」
についてお伝えします。
猫背とヘルニアが関係することは
聞いた事があると思いますが、
それには椎間板の構造が関係します。
その理由と予防方法についてシェアしますので、
とくにデスクワーカーや長時間の運転をする方は、
ぜひ最後までご覧ください。
猫背がヘルニアを起こす理由について
椎間板は背骨の間にある、
コラーゲン性のクッション機能です。
構造的にはいくつかの層が重なり、
お腹側より背中側が薄くできています。
※バームクーヘンのようなイメージです。
そのため、
背中側を損傷しやすい作りとなっています。
※首と腰のみ薄くできており、
背骨の湾曲が関係すると言われます。
猫背の場合、この薄くなっている部位に
通常ではかからない負荷がかかり、
椎間板ヘルニアを引き起こします。
背骨を反ってねじると、リセットできる。
姿勢を良くしたい。
でも意識してもすぐ元に戻る。
そもそも姿勢は無意識レベルでコントロールされているもの。
意識的に変えようとしても変化しません。
そのため猫背をクセにしないように、
1日ごとのカラダのリセットが必要なのです。
猫背の問題は胸椎の丸みにあります。
ですので、背骨(特に向けの高さ)を
反って捻るとリセットできます。
こちらの方法をお試しください。
伸ばして捻る簡単エクササイズ
①床に寝て膝を立てる。
②お尻をできるだけ高く上げる。
③右手を左上の床へタッチ。
④左手を右上の床へタッチ。
ポイントはお尻は上げ続ける、
手は伸ばし続けるを意識します。
始めは10回床タッチから開始して、
慣れてきたら目標30回を目指しましょう。
帰宅後、入浴前、食事前など
自分の生活リズムとタイミングを合わせると
習慣化しやすいため、まずは3日継続させましょう!
ヘルニアは痛くなくても発症しているケースが多い
今回は、椎間板ヘルニアのリスクを高める要因である
猫背のリセット方法についてお伝えしました。
スタジオルーツの施術でも
胸椎1本1本の動きを引き出す手技を行いますが、
肩の緊張が抜けて呼吸が深くなるのを
体感していただけます。
それだけ無自覚にカラダの動きに
制限が生じているケースが多いようです。
椎間板ヘルニアも、実は
無自覚に生じているケースがございます。
これがそのデータです。
椎間板に変形がある60ー80代の93%は
変形があるのにも関わらず痛みがないのです。
安易に「ヘルニア=痛み」と考えるのではなく
本当の腰痛の原因を探ることが改善の第一歩です。
痛みのケアには
適切なケアが欠かせません。
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