TODAY'S
 
関節を正しく使えないから歪む

 

今村です。

昨晩、理学療法士・作業療法士向けの

オンラインナイトセミナーを開催したので

一部かいつまんでシェアします。

 

大テーマとしては

「整形疾患に対する感覚アプローチ」

 

病院勤務時代は、大腿骨骨折やスポーツ外傷など

手術後の回復期リハビリテーションを提供していました。

 

今では外傷よりも

椎間板ヘルニア

脊柱管狭窄症

すべり症

頚椎ヘルニア

 

など、生活習慣から引き起こされる

整形疾患に悩む方々を多く対応しているので、

具体的にどのようなアプローチをしているのか踏まえた上で

まとめております。

 

その他、役立つ健康情報は

スタジオルーツのYouTubeチャンネルより↓

 

チャンネル登録お待ちしております!

 

人間の体は感覚が土台

 

 

こちらは、発達のピラミッドと呼ばれるものです。

一番上の「思考」「運動」「学習」

を達成するためには下の土台を育てる必要があります。

 

これはお子さんの発達支援時に参考とするものですが、

成人も同じ人間なので同様です。

 

例えば怪我をして1ヶ月足をギプス固定したとします。

いざ外すと、以前との感覚に違和感を感じ、

バランスが不安定であったり、姿勢が崩れます。

 

このように、日常の何かしらの体験によって

このピラミッドは歪な形をとります。

 

なので、何か問題が起きたときは

このようなフレームに当てはめて、

 

「その段階で問題を引き起こしているのか」

を推測します。

 

一般的な

「こっていたら揉む」

「ズレていたら矯正する」

に対して注意喚起をしている

理由の1つです。

 

カラダの意図を読み取ろう

 

 

これは、身体トラブル、お悩み全てに言えることです。

 

血圧が高い→悪い

血糖値が高い→悪い

筋肉が緊張状態→悪い

骨格の歪み→悪い

痛い→悪い

熱が出ている→悪い

 

おそらく、多くの方は

上記の考えになっていますよね。

 

だから改善しないのです。

 

全てには理由があります。

カラダの都合でこうなっているものを

外部から人為的に操作したらどうなるでしょうか。

 

骨格を歪ませてまでも守りたい部位があるかもしれない。

筋肉を固めることで関節を保護してるかもしれない。

熱を出すことでウイルスと戦っているかもしれない。

 

カラダの反応は基本的に、全てが

「生存戦略」のために必要でそうしています。

 

警報器が鳴っていたらどうしますか?

止めるようりもまず、何が起きているか確認し対処しますよね。

「痛いから痛み止め」は、時と場合によっては

警報器がうるさいからとりあえず止める行為

と言えるのです。

 

 

骨格ケア=関節の中心化

 

スタジオルーツでは「骨格ケア」と称して

手足を揺らす手技を行なっています。

 

その理由はズバリ、

「関節の中心化」です。

 

「肩がパキパキ鳴る」

「膝がパキパキ鳴る」

なんて経験はありませんか?

 

これは、関節の中心化ができていない事が原因です。

また、筋肉が緊張し凝っているのも

関節の中心化ができていない事が原因です。

 

関節中心化とはすなわち、

関節を最大限効率よく動かせる状態です。

中心化できていない状態は、

「運動軸のズレ」と表現すれば

わかりやすいかもしれません。

 

当店の施術を受けた後に

何よりも動きやすさを体感できる

それは、関節が構造に合った形で

スムーズに動くからです。

 

感覚のミスマッチを修正することが不調改善に繋がる

 

発達のピラミッドにも合ったように、

一番下の土台は感覚です。

 

この感覚のミスマッチが痛みだけではなく、

さまざまな不調のトリガーとなります。

 

これらの感覚を統合し、調整しているのが

小脳 と呼ばれる部分になります。

 

著書『正しい「後屈」入門』でも

小脳について触れています。

 

小脳の主となるの働きは

「運動学習」です。

 

カラダを動かすことで、情報をインプットし

動作の精度を高めていきます。

 

やはり、神経レベルで大きな変化を起こすためには

運動が欠かせないのです。

 

まとめ 感覚のインプットが最強のアンチエイジング

 

人間のシステムは、感覚情報を頼りに働きます。

理想としてはスポーツや趣味活動としての運動で

満遍なくカラダを動かすことです。

 

難しければ自宅、または自宅周辺で歩く、

ストレッチするでも十分です。

 

今現在、辛い症状でお悩みの場合は、

当店で整体を受ける際にカラダの評価を致します。

 

いま不調で悩んでいるという方は、

HPをご覧になってからお申し込み下さい。