
痛み止めと坐骨神経痛の付き合い方について
山根です。
今回は
「坐骨神経痛に痛み止めや湿布は効果的なのか」
についてお伝えします。
痛みがある時に役立つ痛み止めや湿布。
しかし、症状や痛み方次第では、
服用することで悪化するケースもございます。
坐骨神経痛の病態が分かると、
服用の判断材料にもなるので、
数年、数ヶ月と坐骨神経痛で
お悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
痛み止めは神経に対しては効果あり
始めに、痛み止めは
神経に対して効果を発揮します。
しかし坐骨神経痛と名前がありながらも
原因の多くは筋肉で神経を圧迫して起きるもの。
神経の問題ではなく、
筋肉の問題なのです。
つまり、坐骨神経痛で痛み止めを服用する場合、
痛みは一時的に引きますが
筋肉の圧迫は続くので
服用し続けても治りません。
むしろ本当は痛むのに動けるという状態で
カラダにストレスを加える事となります。
服用しながらカラダを動かす行為は、
改善を長引かせる要因にもなりますが、
服用するタイミングや過ごし方が適切であれば
早く解決するポイントにもなります。
こちらをご覧ください。
使うタイミングと過ごし方について
痛み止めや湿布は
使うタイミングと過ごし方
を意識すると効果的に
改善に繋げることができます。
カラダから出る痛みは危険信号のようなもの。
その動きをしたら壊れますよ!
というアラームです。
しかし痛み止めはそのアラームを無効化する行為。
効果が切れた時に、神経は圧迫され続けた関係で
過敏になり、さらに痛みが増します。
なので、痛み止めを服用する場合は
・あまり動かない時間帯に服用する
・痛みがある期間は無理して動かさない
次に具体的な服用方法をお伝えしますので
こちらをご覧ください。
痛み止めと湿布の使い方、隙間時間にできるケア方法について
まず痛み止め、湿布の使い方についてです。
この2つを頭に入れておきましょう。
①痛み止め、湿布を使ったら安静にする。
→仕事や家事でどうしても動かなければないのは
十分承知しておりますので
服用したら最小限の動きで
過ごす事を意識しましょう。
②睡眠に影響が出る場合は使用する。
→睡眠時は痛みの物質や老廃物を流す時間のため、
睡眠事は症状を悪化させます。
眠れない場合は迷わず使用しましょう。
ただ、痛み止めは飲み続けると
カラダは薬に耐性を持ち、効かなくなるので
飲み過ぎには注意が必要です。
次にケア方法です。
冒頭にもありますが痛み止めや湿布は
痛みには効果がありますが問題は筋肉です。
とくに尻周りの筋肉に対してケアが必須です。
①背骨を伸ばしてイスに座り左足首を右膝上に乗せる
②背骨真っ直ぐを保ちながら、前傾姿勢になる
尻周りに痛みが出る手前で止めて行います。
呼吸が止まらないようにしながら
1分間この前傾姿勢を保ち、
反対側も行って完了です。
1分間という、やや長めの時間
キープする事がこのエクササイズの肝です。
イスに座りながらできるので
毎日デスクワークをされている方は
取り組みやすい内容だと思います。
休憩時間や作業の合間にも
やりやすいのでオススメです。
お腹と膝を近づける意識で行うと
より効果が高まります。
まとめ
・坐骨神経痛は神経の問題ではなく筋肉の問題
・痛み止めを飲んで待ってても改善しない
・筋肉に対してのケアが必須
痛み止めや湿布を使用していれば、
その内改善するだろうと、
症状を放置しがちになります。
しかしあくまでも痛み止めは
痛みの回路を無効化するもの。
放置しても症状は改善されません。
また放置すると症状が複雑化し
改善を遅くしますので、痛みのケアには
適切なケアが欠かせません。
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