
内臓が全てと言っても過言ではない。
YouTubeにアップロードした内容を元に
「慢性疼痛」について解説するシリーズ⑧です。
今回のテーマは「内臓」です。
内臓、労ってますか?
時間をかけて悪化する部位なので、
気づいた時には重大な病気に…
なんて事が多い内科トラブルですが、
今抱えている不調、実は
内臓疲労が原因かも知れません。
内臓疲労は意外と自覚がないのです。
今現在、腰痛や坐骨神経痛、肩こり、頭痛
めまいなどの一般的な症状に悩んでいる方
または原因不明の自律神経トラブルを抱えている方
そして慢性疼痛に悩んでいる方は
ぜひ最後までご覧ください。
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内臓由来の症状はかなり多い
・疲労感や倦怠感
・消化器系の不調
・睡眠障害
・頭痛やめまい
・気分の変化
・免疫力の低下
以上のように、内臓疲労により起きる症状は多岐に渡ります。
なぜなら、内臓が代謝活動の根源だからです。
エネルギーを製造し、細胞を代謝し、
ゴミを処理し、生命を維持する
これら全てが内臓で行われています。
健康を突き詰めていくと、
内臓が快適である状態が理想なのです。
姿勢が崩れると内臓は快適でいる事が出来ません。
呼吸が浅いと内臓は快適でいる事が出来ません。
だからカラダは
「姿勢が悪いですよ」と腰や肩に
痛みのサインを出すのです。
内臓疲労を3つの機能に分けて理解する
内臓を大まかに分類して解説します。
まずは消化に働いている胃腸です。
こちらは主に血糖値、食習慣を影響を受けます。
次に解毒・排泄に働く肝臓と腎臓です。
暴飲暴食などの生活習慣に影響を受けます。
最後に抗ストレスに働く副腎です。
ストレスと加齢に影響を受けます。
3つに分けて、それぞれ対策を考えると
どこに問題が起きていて、どのように対策すれば
内臓のケアがスムーズに進むのかが
分かりやすくなります。
今回は、その中でも
① 食習慣の思い込みを見直す
② 血糖値をコントロールする
③生活習慣を整える
のすぐに取り組みやすい3つに絞って
解説していきます。
なんと言っても「食事」がポイント
結論から言いますと、
食事としっかり向き合うことが基本
これが当たり前かつ健康の本質です。
ある意味、
一番認識が歪んでいる情報
ではないかなと思います。
まずは食事の思い込みあるあるについて。
① 沢山の種類を食べなければいけない
② 食事を抜いて内臓を休めなければいけない
③ カラダに悪いものを排除しなければいけない
「30品目、色んな種類食べましょう」は
結構古い情報です。
沢山の食材を摂るということは、
「沢山の種類の消化酵素を使う」
という事です。
胃腸が強ければいいんです。
が、今このページを見ているという事は
何かしら不調を抱えていると思うのです。
そして、その場合「内臓が弱ってる可能性」
が高いのです。
なのでまずは
「栄養を満遍なく摂ること」よりも
「内臓を休ませて元気にすること」
を意識してみてください。
ただし、内臓を休める=食べるなということでもありません。
消化にいい食事で、エネルギーを与えながらリカバリーするのです。
なので、ファスティングは選択肢になりません。
元気になったら試してみましょう。
③についてですが、
カラダに悪いものを排除していると、食べるものがなくなります。
なので、控えるのは最低限にして排泄力を高めましょう。
むしろ、白米が一番クリーンなエネルギー源なので、
米を食べてください。
次に血糖値です。
血糖値の乱高下は細胞や血管にダメージを蓄積します。
また、日中に眠くなったり疲労を感じる原因でもあります。
・血糖値の上がりが緩やかな低GI食材を選ぶ
・よく噛む
・血糖値を緩やかにする食物繊維を多く摂る
といった工夫だけでOKです。特に、
よく噛むことで胃にもスイッチが入る=副交感神経がよく働く
ので、意識してみてください。
最後に、一定のリズムのキープです。
カラダにはサーカディアンリズムというものがあり、
一定のパターンで生活しているとカラダの負担が少ない
という特徴があります。
特に、食事のタイミングと睡眠のタイミングは一定にしておくと
消化・回復機能が高いと言われています。
上記は自分の食事タイミング・就寝の例なのですが
いつ寝るか、どれくらい食べるかよりも
規則性を持たせることが大事
ということになります。
補足とまとめ
胃腸といった消化器は、蠕動運動によって
食事を消化吸収し、排泄します。
この蠕動運動は、食物繊維の摂取によって
腸壁が刺激され、活発化するのですが、
外部刺激も同様に蠕動運動を活性化します。
スタジオルーツでの施術中盤に行う
内臓のマッサージ(腸もみ)は、
揉んでいるとお腹がギュルギュル鳴り出したり
手足が暖かくなります。
これは、蠕動運動が活性化し、
副交感神経が優位に働き始めているサインです。
お腹のマッサージはセルフでも有効ですので、
気がついた時にお腹を揉んであげましょう。
・内臓が健康のバロメーター。食生活・血糖値・リズムの3視点を意識しましょう
・内臓がバテているケースが多いが、ご飯を抜けばいいわけではありません
・カラダのケアは、見えない部分ほど重要。定期的に見直しをしましょう
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