
自律神経はリズムで整う
「慢性疼痛」について解説するシリーズ
今回5回目のテーマは
自律神経
前回は運動の重要性についてまとめましたが、
運動で得られる効果は「自律神経の安定」です。
つまり、慢性疼痛解決の鍵は最終的に
自律神経の安定
が鍵を握っています。
宮古市には、自律神経症状に特化した
クリニックがないため、多くの方が悩んでいる印象です。
腰痛・肩こりといった慢性疼痛以外にも
自律神経失調、頭痛、不眠などの症状も
同様ですので、ぜひ最後までご覧ください。
エネルギーを使う交感神経、貯める副交感神経
自律神経は大きく2つの神経を指します。
スイッチオンの交感神経🔛
スイッチオフの副交感神経📴
と覚えておきましょう。
交感神経が昂ると心拍数が上がり、
弱ってくると無気力になる
副交感神経が過剰に昂るとダルくなり、
弱ってくると弱々しくなる
といった具合に、どちらも元気である必要があります。
このスイッチは体の変化に応じて生じるのですが、
一番手っ取り早いのが前回もお話ししている
「運動」と「食事」なのです。
自律神経を狂わす原因は「ストレス」
自律神経の乱れもそうですが、
体の不調は抽象度を上げると全て
「ストレス」が原因です。
ストレスにも種類があり、耐性には個人差があります。
許容範囲を超えたストレスを長期的に受けることで
症状が発症しています。
① ストレスに耐えうる体に整える
② 原因となるストレスを特定し、軽減する
この2つが根本的な解決には大切です。
そして、長期的なストレスの影響であるということは
改善にもそれなりの期間を必要とする事を覚えておきましょう。
一発の劇的な効果は、
逆にカラダにとって負担なのです。
アスリートのようなタフな体はまだいいのですが、
そもそも弱っているという事を念頭におきましょう。
食事と睡眠と生活のテクニックをご紹介
難しいことはやらなくても大丈夫です。
食事を1日3食〜5食、定時に食べて下さい。
何を食べるかで迷ったら、3回目でお話しした
白米主体のご飯を試してみましょう。
副交感神経の説明でもあるとおり、
内臓は副交感神経によって働きます。
つまり
内臓が疲労している=副交感神経の働きが悪い
だけど
食事を抜く=エネルギーが枯渇し、ますます元気なくなる
なので、
消化がよく、エネルギーになる白米を食べる=元気になり、疲労も取れる
よって
副交感神経が正常に機能する
という流れです。
食べることでリカバリーの副交感神経が働くって
いろんなリラックス方法試すより効率良くありませんか?
睡眠・セルフケアは以下の通りです。
詳細は動画をご覧ください。
まとめ
不調の方はまず
「内臓疲労」
を疑ってみて下さい!
本当に内臓疲労が取れるだけでも、
施術後の効果が大きく変化します。
もちろん施術だけでも解決できるケースはございます。
しかし、長い目で見たときに
いつまでもエネルギッシュに活動していただきたいので
まずは皆さん、実践してみて下さい。
もっと詳しく「正しい健康法の手順」を知りたい方
もしくは自分のカラダの状態を知りたいという方へ