
「血糖」が神経トラブルに関係している話
山根です。
今回は「高血糖と坐骨神経痛との関係性」
についてお伝えします。
というもの、神経痛は
ただ筋肉をほぐせば良いわけではなく
食事などの生活状況が大きく影響します。
糖質の過剰摂取で起きる高血糖状態。
実はこの状態が続くと神経に影響を与え、
坐骨神経痛や他の神経障害も
引き起こすことがあります。
「健康の極意は血糖値コントロールである」
とGoogleが結論づけているほど実は重要な
血糖値について、コントロールする方法と
合わせてシェアします。
白米から食べ始めてしまう方は要注意。
ぜひ最後までご覧ください。
食べ過ぎが神経状態を悪化させるメカニズムについて
高血糖な状態は、カラダに大きな負担をかけます。
それは神経に対しても同様です。
その理由に3つの要因が関係します。
①糖化終産物の蓄積
(タンパク質や脂質が焦げのようなものに変化します)
→細胞内および細胞外で糖化終産物が蓄積し
神経伝達を狂わせます。
②ソルビトールの蓄積(甘味物質)
→細胞内に蓄積すると神経組織の
水分バランスを崩し機能を損います。
③酸化ストレス
→炎症により細胞や組織への
ダメージで神経障害が起きます。
坐骨神経痛は筋肉で圧迫され発症しますが、
高血糖の場合は、神経内部の問題で発症します。
前者2つは事故で通行止めになり、
神経の通り道を塞がれるイメージですが
後者は下水道がつまり
建物内に影響が出るイメージです。
血糖値を急上昇させないことがコツ
血糖値を上げるのは糖質です。
ご飯やパスタなど、主食は炭水化物ですが、
炭水化物は食物繊維と糖質が合わさっているモノです。
糖質を摂ること自体は問題ないのですが、
・過剰摂取で急激に血糖値が増加する
・体質によって急激に血糖値が上がる食材に差がある
・食べ方によって血糖値を上げてしまう
などの特徴と、問題が生じます。
血糖値が急上昇する現象を
「血糖値スパイク」と言います。
急激に上昇した血糖値は、急激に低下します。
急激な低下は低血糖症状を引き起こし
カラダにダメージを与えます。
するとこのような負のサイクルが起こります。
①血糖値の急上昇
②血糖値スパイクで血糖値は急下降
③低血糖症状でお腹がすき、食べる。
④血糖値上昇
①〜④のサイクルを繰り返し
カラダにストレスを与えます。
うどんや菓子パンを食べた後は
すぐお腹が空きませんか?
これは血糖値スパイクが起きたことで
空腹となり過食モードに入ったということです。
腰痛肩こり自律神経症状を持っている方も、
ヒアリングをしていると血糖値スパイクによって
不調をきたしているケースが珍しくありません。
当店は最近、坐骨神経痛と肩の痛みで悩むお客さまに
多くご来店いただいてますが、
やはり低血糖のような症状に悩む方が多い印象です。
低GI値食品から食べ始める習慣を身につける
では、血糖値の急上昇を抑えるには
どうすれば良いのか。
キーワードになるのが、
低GI値食品と食事の順番です。
GI値とは食品が血糖値をどれだけ上昇させるかを示す数値で、
GI値が高ければ、血糖値を上げやすい食品。
低ければ血糖値が上がりにくい食品ということです。
血糖値の急上昇を防ぐには
食事の始めに口にするものの影響が強く出るため、
「低GI値食品を始めに食べる」ことで
血糖値の急上昇を防げます。
例えば、白米から食べるのではなく
野菜から食べるなど、なんとなく
聞いたことがある方法ですよね?
たったこれだけで食べ過ぎを防止し、
ストレスを軽減してくれます。
ちなみに、主食の炭水化物を
低GI食品に変える事もオススメです。
・米類
→玄米、五穀米
・パン類
→ライ麦パン、全粒粉パン
・麺類
→そば、春雨
・野菜類
→さつまいも、かぼちゃ
他にはキノコ類や魚介類、乳製品や卵、海藻類も
低GI値食品なので食事の始めに食べるだけで
血糖値の急上昇を防いでくれますが、
反対に“白い食べもの“(白米や小麦)
は高GI値食品なので始めに食べると
血糖値が急上昇します。
「白いものから食べない」と覚えておくと
わかりやすいのでオススメです。
まとめ
・高血糖状態は神経伝達を狂わせ痛み症状が出やすくなる
・高血糖の源、食べ過ぎの元凶は血糖値スパイク。
・低GI値食品から食事で血糖値スパイクを防げる。
血糖値をコントロールすることが
神経症状をはじめとする痛みや不調に対しての
対策にもなりますので、ぜひ意識してみて下さい。
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