

脂肪が多めの人は内臓に負担がかかるのは
予想できると思いますが、実は神経系にも
負担がかかっています。
そうすると、内分泌系を混乱させてしまい
ホルモンのバランスが崩れてしまいます。
なので、脂肪が多めの人は睡眠がうまく
取れず慢性的な睡眠不足に
なっている人が多いと思います。

その理由として挙げられるのが
コルチゾールです。
コルチゾールはストレスを感じた時に分泌
されますが実はこのホルモンは食後にも
分泌され一般的な体型の人は
食後5%増加します。
脂肪の多い人はなんと55%も増加して
しまいます。
これでは睡眠の質が低下するのも
当たり前ですね。
それに、コルチゾールにはインスリンの感受性を
低下させる働きがあるので、体内の炎症を
抑制してしまい免疫力の低下を引き起こします。
夜にお腹が空いてどうしようも空い時は
高脂肪、低糖質の物を食べた方が
睡眠に与える影響は少ないです。
理由としては、糖質の高いものを食べると
血糖値が急に上がり、その後急降下するので
睡眠中低血糖になり、睡眠が浅く
なってしまいます。
そもそも、食事をしたはずなのに
食べても食べても満足感がない。
『すぐに食べたくなる。』
といった状態は必要な栄養素が摂れていない
可能性があります。
しっかり、栄養バランスのとれた食事を
摂ることを意識してみてください。
きっと、食事の満足感や間食も減るでしょう。