宮古市の整体 スタジオルーツ宮古|繰り返す腰痛・肩こり、慢性的に繰り返す不調に。動き方から整える整体

文:山根ひろゆき(スタジオルーツ宮古 整体師・介護福祉士)

この記事の結論

✔ 肩から腕にかけての痛みは、肩の関節以外が原因のこともあります。
✔ 腕の前の筋肉(上腕二頭筋)の腱が傷む・切れることもあります。
✔ 力こぶの形が変わった・急に力が入らないときは、整形外科へ。

スタジオルーツ宮古の山根です。

先週、肩から腕にかけての痛みがずっと続いている80代の女性が来られました。起き上がるときに腕が痛くて、反対の手で支えないと起き上がれないとのことでした。

1月ごろに灯油の容器を持とうとして痛めてから、湿布を貼ってがまんしていたそうです。近所の病院では湿布が出されて終わり、鍼にも週2回通っていたものの、痛みは変わらなかったそうです。

宮古市の整体 スタジオルーツ宮古|首・肩まわりの施術

スタジオルーツ宮古の首・肩まわりの施術

① 肩〜腕の痛みの出どころ

  • 肩の関節(五十肩など)
  • 腱板の傷
  • 上腕二頭筋の腱:腕の前側が痛い、力こぶの形が変わる
  • 首から来る痛み:しびれをともなう

どこが原因かによって、治療が違います。整形外科で確かめてください。

② なぜ、肩から腕の前が痛むことがあるのか

肩から腕の前には、上腕二頭筋(力こぶの筋肉)の腱が通っています。この腱は、肩の関節の中から、腕の骨の溝を通ってひじまで続いています。

重い物を持ち上げるとき、この腱には大きな力がかかります。年齢とともに腱が弱くなっていると、重い物を持つきっかけで傷つくことがあります。ひじを曲げる・腕をひねる動きで肩の前が痛む場合は、この腱が関わっているかもしれません。

灯油のポリタンク(18リットル)は、満タンにすると約15kgになります。冬の宮古では欠かせない作業ですが、体から離して持ち上げると、肩や腰に大きな負担がかかります。台車を使う・半分ずつ運ぶなど、工夫してみてください。

肩から腕の痛みが続く…腕の前の腱の傷など、肩以外も確かめたい(デスクワークのイメージ)

③ 痛みとのつき合い方

痛みがあると、人はかばうように動き方を変えます。[1] 痛みのない範囲で、動かせるところは動かしておきましょう。

肩から腕の痛みが続く…腕の前の腱の傷など、肩以外も確かめたい痛み 研究の図解

④ 自分でできる「肩の動きのチェック」

肩の痛みは、どの動きで痛むかで、負担のかかっている場所の手がかりになります。痛みが強くならない範囲で確かめてみてください。

  • 腕を横から上げる途中で痛く、上まで上がると楽 → 肩の中のすき間で腱がこすれている可能性
  • 背中に手を回す・髪を結ぶ動きがどちらもつらい → 関節の袋が硬くなる五十肩のことがある
  • 力を入れると腕が上がらない、腕が下ろせずストンと落ちる → 腱が切れていることもあるので整形外科へ
  • 夜、横になると痛む → 炎症が強い時期のサインのことがある

反対側の肩とくらべてみると、動く範囲の差がわかりやすくなります。

⑤ 今日からできること:力こぶを「左右で比べる」

肩から腕の痛みが続く…腕の前の腱の傷など、肩以外も確かめたい痛み 今日からできること(図解)

よくある質問

Q. 灯油を運ぶときのコツは?

A. 体に近づけて、膝を曲げて持ち上げる、台車やキャリーを使うのがおすすめです。

Q. 腕の痛みが何か月も続いています。

A. 整形外科で、腱が傷ついていないか確かめてもらってください。超音波(エコー)で見ることができます。

Q. 五十肩は動かしたほうがいいですか?

A. 痛みが強い時期は無理に動かさず、痛みの出ない範囲で動かすのが基本です。時期によって合うケアが違うので、整形外科で状態を確かめてください。

Q. 寝るときに肩が痛いです。

A. あお向けなら、痛い側のひじの下にクッションを入れて、腕が後ろに落ちないようにすると楽になる方が多いです。

スタジオルーツ宮古でできること

当店では、体の使い方のくせを一緒に確かめながら施術をしています。痛みそのものを「治す」ことはお約束できませんが、体を動かしやすくし、毎日を少しでも楽に過ごせるようにお手伝いします。

スタジオルーツ宮古|初回4,980円・宮古駅徒歩5分・完全予約制

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参考文献

[1] Hodges PW, Tucker K. Moving differently in pain: a new theory to explain the adaptation to pain. Pain. 2011;152(3 Suppl).(総説) DOI