ボストンは公共・個人両方のレベルで、ごみとリサイクルの仕組みが感心するほどに確立されています。
まず公共レベル。
(我が家はケンブリッジなので、他の市の事情はわかりませんがおそらく似たり寄ったり)
ごみの収集日は週に一日、金曜日の朝行われ、アパートなどは、大体前日の夜になると沢山のゴミ箱が前の道に並んで、住人たちが自分の家の一週間分のごみをぎゅうぎゅうと詰め込んで行きます。ごみの種類(燃える・燃えない・プラスチック・ビン・カン・・・・・)によって収集が分かれている日本とは違って、全部同じ日に回収されるので、ごみの種類ごとにゴミ箱も別。
ゴミ箱だけじゃなく、回収のトラックも、種類ごとに別々。燃えるごみ担当トラック、プラスチック担当トラックといったように、担当ごとにトラックが別れていて、各々が市内をぐるぐる巡回して自分の担当のゴミだけ回収していくわけです。
それ以外の日は街にごみが出ないので、週一日のほんの12時間を除いては街がキレイに保たれる!!美しいボストンを守る為か、機能性重視かわかりませんが、この一挙両得の仕組みはよくできているなーと感心させられます。
最初は、一週間分のごみをためたら、においがでちゃうよ! とか、
街は良くても家の中の景観の方がー・・・
とか抵抗を感じたので、大きめ&見た目もシンプルで○なクロムのゴミ箱を2つ調達し、においの面と景観の面を同時くりあ。量も、引越したばかりの頃をすぎれば程ほどに落ち着いたので一安心。
(ちなみに、このゴミ箱、一個100ドルくらいするけど、Craigslistマスターの私は、25と5で入手。うーん我ながら立派な財務大臣だわっ)
週に一度しか収集日がないと、自然ゴミをなるべく出さないように気をつけて生活をするから、きばらずecoライフが出来て、家の内向きにも、外向きにもにも良い影響が生まれるみたいです。
そして個人レベル。
これは我が家の家具ですが、MovingSaleでゲットしました。他にも成果品は数知れず…
これは、学生が多い街の特徴だと思うけど、ここでは不要品の売買がとっても盛ん。短くて1年、長くても4~6年の学生生活を終えた人たちが、MovingSaleというお引越しセールで、家のものをうっぱらって去るのが通例。前にも書いたけど、craigslistボストン版(全米+一部の国々をカバーしている。地域別にサイトがわかれる)にはヘビーサイクルで大量の売ります情報が出回っています。因みに日本版もあるけど、全然投稿の数が違った。
ともかく、ここボストンでは
売るコトを想定して家具をきれいに使う→よい品が出回る→MovingSaleが人気になる→買い手市場が確立→ますます選択肢が膨大になる→自分も売ることを考える→家具をきれいに使う→よい品が出回る→・・・・・
という好循環が見事なまでに成り立っている!!
考えてみたら悪循環、なことは世の中多いけど、好循環ってなかなかないよなー。すばらしいボストン!
地価が高いから、物価も高いだろうと今後の生活をやや不安に感じていたもののこのMovingSaleでかなり助かってしまいました。
日本人の方なんて、同胞意識なのか、国民性なのか、アメリカ人よりもずっと安い価格で提供してくれます。本当にいただいちゃっていいんですかっぁ!? という声を何度上げたか知れません。シリアで生活していたせいにしますけど、我ながら図々しくって恥ずかしいですね。夫と、価格やもらってよいかの作戦会議を立てると、いつもあきらめ調子で
「かまーとりーでぃーん」もしくは「あず ユー ライク」つまりは「あなたの好きにおし」。
しかも「中古品を手に入れて浮かれている主婦」とまで。
そんなわけで我が家の家具はほとんどこれに依ってますが、大変マンゾクです。普通に買い物するのが馬鹿らしくなっちゃいます。おまけでもらった花瓶にも母にもらった金魚と鯉を入れて楽しんでいます。
でも注意しないといけないのが一つ。
MovingSaleで売りたがる頃は、その商品がお店でも売り尽くしになっている可能性があるということ。特にはやりモノなんてそうです。先日Pier1という、ここで人気のImport家具のお店に行ったら、しばしばリサイクルで出されているPapasanChairというやつが、半額の35ドルで売られていました。リサイクルの相場が大体元値の2/3以下なので、この場合新品の方が安くなっているというわけ。
落とし穴には気をつけて市場調査も多少はしないといけないですね。無知は損。