会社裏日誌 ~ぐっちゃんのブログ~ -13ページ目

会社裏日誌 ~ぐっちゃんのブログ~

小さな会社の人間模様を、橋田寿賀子風に表現したい。。。無理



とにかく、小さな出来事を、大袈裟に書き綴っていきたいです。。。



まあ、普通の日記なんですけど



会社のパソコンで密かに書いてますので、

文章が途中できれることも。。。

ご了承下さい。。

つづきです


そして、すぐに笑顔でヨシノリが出てきて

店の2階に案内された。


2階は6畳の和室で小さな折り畳みのちゃぶ台が置いてあった。


ヨシノリ『まあ、適当に座ってよ』


なんじゃい!!!!いきなりタメ口かよ!!!!

オイラお前の子分じゃね~よ!!!!


と、かなりムカついたが

さっきの客引きのがビールを持ってきたので

とりあえず、座った。


ヨシノリが座りビールをオイラのグラスに注いだ。

オイラヨシノリに注いでやった。


お互い無言のまま、一口飲んだ・・・・温かった。


ヨシノリ『一昨日は、突然申し訳なかった。

       実は・・・・・カクカクシカジカ』


と話始めた・・・・


どうやら、ヨシノリの方も、オイラと同じ状況らしく

隣町のオイラのおかげで組織の幹部から

ダメだと言われていた。


オイラも、なんとなく、気持ちは分かったのと

自分が他の組織からそう思われていたのを知って

気分が良く、調子に乗って話を聞いてやる事にした。


オイラ『それで?本題は?金を借りにきたんか?』


ヨシノリ『イヤ・・・その逆で・・・・金を回したい』


と言って、ヨシノリは紙袋を出した

中には壱万円札が2000枚入っていた

金を融資するから、金利をくれという事だ

つまり、オイラの金主になるということだが・・・


オイラ『おっ、レンガ2個?そっちの組織で

    回せるだろ~~?金融屋はそっちの方が

     本職じゃね~か。こっちじゃ、ピンハネされるぞ』


ヨシノリ『いや、この金の事は誰も知らない・・・』


詳しく話を聞くと、

ヨシノリ兄貴は飛んでもない奴らしく

2000万あると知ったら

全額持っていかれるそうだ。

同じ組織なら筒抜けになるので

預けた1時間後には、兄貴分の手元に渡るそうだ。


そういう理由もありヨシノリは組織にはナイショで、

色々とやっていて この金は競馬で儲けた金だった。


そこが、オイラとは、やはりチョイと違う・・・・


現金を目の前にしているので、正直ヨシノリの話なんか

半分も聞いていない。

生まれつき、金に激しく弱いオイラ・・・・・・


この頃、オイラは、競輪場でノミ屋と闇金で小銭を稼いでいた。

闇金といっても、せいぜい貸し出す金なんて

10万、20万だ。それに利息もかなり良心的だったし

顧客を潰さないように、返済も待ってやったりもしていた。

闇金のノウハウは持っていたが、2000万だと

大口の顧客が必要だ。


どうやって、この銭で儲けるか・・・しか頭になかった。

そして、前からやってみようと思っていた事が

頭に浮かんだ・・・


オイラ『とりあえず、そっちの金融屋の客名簿もってきて

     それからだな・・・・・悪い様にはしないから・・・』


ヨシノリに利息をいくら払うとか、こちらが何%もらうとか

すでに、どうでもよかった。


ヨシノリの組織の闇金の顧客ごと

全部もらうつもりでいた。


ヨシノリ『わかった。』


と言ったヨシノリの顔が

本物の顔になっていた。

ヨシノリも金を見せてしまったので

オイラの話に乗るしかないのが現実だった。


仮にバレても、オイラは痛くもないし

ヨシノリが、自分の組織にバレても

オイラの兄弟にしてしまえばいいと

軽い考えでいた。


オイラ『じゃあ、そういうことで・・・・』


と言い、金は置いたまま

ポケベルの番号を教えて裏口から出た。

外は真夜中だったが、

ピンクの蛍光灯が辺りを明るくして

相変わらず、男どもがウロウロしていた

そんな中に紛れ込むように歩いて帰った・・・



一週間後、ヨシノリからのポケベルが鳴った。



つづく