会社裏日誌 ~ぐっちゃんのブログ~ -12ページ目

会社裏日誌 ~ぐっちゃんのブログ~

小さな会社の人間模様を、橋田寿賀子風に表現したい。。。無理



とにかく、小さな出来事を、大袈裟に書き綴っていきたいです。。。



まあ、普通の日記なんですけど



会社のパソコンで密かに書いてますので、

文章が途中できれることも。。。

ご了承下さい。。

つづきです・・・


一週間後、ヨシノリからのポケベルが鳴った。



金に激しく弱いオイラ

すぐに、ヨシノリに電話をかけて、

ヨシノリの指定した場所で会うことにした。

もちろん、この件は、オイラの組織には内緒だ


待ち合わせの場所は

マンションの1室だった。

いきなり、拉致られるとマズイと思い

30分前に行って、様子をみることにしたが、

組織の事務所の様子もなく

近隣の駐車場に高級車があるわけでもなく

シキテンを張る奴もいなかった。


玄関のインターホンを押すと

ヨシノリが開けてくれた


マンションの中に入ると

ソファーと机だけで、ガランとしていた


ヨシノリ 『何にもないけど、まあまあ座ってよ』


と、前回と同じようなセリフだ・・


オイラ 『んで?どうだい?客名簿は?』


ヨシノリ 『客名簿っていうより、

               借用書の写し持ってきたよ』


上出来だ!100点満点だ!

誰が、闇金でどれくらい金を借りているか一目瞭然だからだ

だが、そんな思いは表に出さず・・・


オイラ 『う~ん・・・まあ、これで何とかなるかな・・・』


と、言ったが、やはり、ヨシノリが一枚上手で


ヨシノリ 『おいおい~ぐっちゃ~ん

                  顔が笑ってるよ~~』


この一言で、お互いの壁を乗り越えた気がして

マンションに入る前にコソコソ偵察していた自分が

馬鹿みたいに思えて恥ずかしかった。


オイラ 『じゃあ、まず、事務所探さなきゃな・・・』


ヨシノリ 『はあ~?ココだよココ』


オイラ 『ココ?お前!借りたのか?』


ヨシノリ 『いや、オレのだよ』


オイラ 『はぁ~?』


話を聞くと、ヨシノリは同じマンションにココ以外で

7戸所有しているオーナーだった・・・・


世の中、上には上がいるのは知っていたが

サラリーマンが一生かけてやっと手にする物を

コイツは、この若さで8つも持ってやがる・・・・

後で知るが、親が金持ちと言う事でもない


ヨシノリは、組織でトップを取ろうとか

一国一城の主になりたいとか

そういう事はどうでもよく


ただ単に、組織の看板を利用して

手っ取り早く、金を儲けていたいだけだった


したがって、組織の中では

ダメな奴を演じていた

そうしなければ、立場上

あの、ダメな兄貴が横から出てくるからだ


オイラはダメな奴を演じなくても

ダメな奴だったが・・・・

それでも、ヨシノリと同じく金に執着があった。


オイラ 『そうか・・・・じゃあ、明日から始めるか

             色々と準備もあるし・・・・

                   今日は帰るわ・・・・』     


ヨシノリ 『まあ、今日は

        事務所開きみたいなモンだから

                      飲みに行こうよ・・・』


と、言われ、そのまま飲みに行った・・・・


ヨシノリは酒に弱く、すぐに酔ってしまい

中学生の頃、好きだった女子に告白できなかった話を

延々20回くらいきかされた


2人ともヘロヘロになり

とにかく、帰れないので、

男二人でラブホテルに泊まった


翌朝から二日酔いの二人で

新しい金融屋が開店した





                              つづく