会社裏日誌 ~ぐっちゃんのブログ~ -10ページ目

会社裏日誌 ~ぐっちゃんのブログ~

小さな会社の人間模様を、橋田寿賀子風に表現したい。。。無理



とにかく、小さな出来事を、大袈裟に書き綴っていきたいです。。。



まあ、普通の日記なんですけど



会社のパソコンで密かに書いてますので、

文章が途中できれることも。。。

ご了承下さい。。

つづきです


しかし、ヨシノリにとっては偶然ではなく

必然的に オイラに近づいたのだった。


それを知ったのは

それから2週間ほど後の事だ


金融屋も顧客が増えてきて

オイラ一人では集金もキリトリも融資も

できなくなってきたので

ヨシノリに以前から1人手伝う人間が欲しいと頼んでいた。

その日はヨシノリが手伝う奴を連れてくる約束になっていた。


事務所で待っているとヨシノリが来た

連れてきたのは何処かの飲み屋のネーチャンだ


ヨシノリ 『ご苦労様・・・・この子・・・なんだけど・・・・』


オイラ 『あ・・・そう・・・・❤』


女じゃ使えね~と思ったが

ダイナマイトバディ~だったので、電話番でもさせて

そのうち・・・・・と妄想を膨らませていると・・・


女 『ねえねえ~ ヨシノリ~ 事務仕事ってココ?

     大きい会社の事務って言ってたじゃん?

       ココ違うよね~~アタシ~~いやだよ~~』


クソ生意気な勘違い女だった。


ヨシノリ 『ああ?~~~じゃいいわ~~帰れ!!』


は不機嫌な顔でドアをバタンと閉めて出て行った

妄想が膨らみかけて即終了となり

あっけにとられて、ポカ~ンとしていると・・・


ヨシノリ 『悪いな~~スグ代わりを連れてくるからさ』


オイラ 『男にしてくれよ~女じゃ使えね~よ』


ヨシノリ『・・・・・・・・・・わかったよ・・・・でもな・・・』


オイラ 『なに?若い衆の友達とかいね~の?

         こっちでウマく仕事教えるからさ~』


ヨシノリ 『俺はさ・・・・・・・・・・』


珍しく、うつむき加減で話しだした


ヨシノリはこの業界に入ってから、全く人が信用できなくなっていた。

それというのも、あの兄貴分が原因なのだ。


ヨシノリは業界に入った頃、あの兄貴分や周りの人間に

いい様に使われ、金も手柄も全て横取りされ

やってもいない事で信用も無くし、罪をかぶってきた。


あまりの人の汚さと欲を見すぎてきたのだ。


普通の人間ならココで飛ぶのだろうが

ヨシノリは飛べない理由があった。


ヨシノリの小さいころ、

ヨシノリの父親は博打と会社経営不振で

多額の借金を作り蒸発していた。

母親は女手一つでヨシノリと妹を育てた。


しかし、父親を恨んだ事は、なかったと言う。

自分達にキリトリがきた訳でも無いそうだ。

恐らく、家族に借金の負担をさせないように

父親は借金取りに自分の居場所を知らせていたのだろう


ヨシノリは、父親の借金を、この業界から取り返すまでは

『一文なしで引き下がれない、負けられない』と思ったそうだ。


そこから、影で色々な事をして、あっという間に金を儲けて

今では金や女には不自由ないまでになったが

今度は、金を持った分信用できる人間が周囲にいなくなったと言う。

自分も汚い人間になってしまっているのだと・・・


唯一の身内である母親と妹には楽をさせたいと

金を持って帰ったことがあったそうだが

この業界にいる事がバレて、母親からは

帰ってくるなと言われ、金を送っても受け取らないそうだ


そんな時、オイラの事をチョイチョイ耳にするようになった。

組織は違うので、初めは近づいて金にして潰そうと思ったらしく

色々とオイラの身辺を調べていたそうだ。

調べていくうちに、オイラが隣町の中学でキャッチャーだった事を知る


人が信用できなくなり、孤独な気持ちでいる時に

同郷で、野球をしてた事、組織は違うが同じ業界にいる事

そんな、自分と同じ境遇の奴が

突然、現れたら、気になってしょうがなくなったそうだ。


単に友人を探していたのではないだろうか・・・・


それから、しばらくの間、どうしようかモンモンとしていたそうだが

競馬で軍資金ができたので、近づいてきたのだ。


しかし、オイラがもし、一人でヨシノリの指定した、あの赤線の飲食店に

行かなければ、ヨシノリオイラを潰しにかけるつもりだったそうだ

当然、金銭的に不利なオイラはどうなっていたかは想像がつく。

飲食店にオイラが一人で現れた時は、

これから、二人で色んな事をしたいと思ったそうだ。

用意した2000万も無くなってもイイと思ったそうだが

持ち逃げしたら、的にかけると言っていた。


そんな話を聞くと、金に激しく弱いオイラ

自分が小さい人間だなと感じた。


ヨシノリの話が終わる頃・・・・

ピンポーン と鳴った


また、金を借りに誰か来たのかと思い

インターホンに出た。


そこには、さっきの飲み屋のネーチャンが戻ってきていて


女 『ヨシノリ~~給与 50万なら事務やってあげるよ~』


ヨシノリ 『風呂屋に沈めるぞ~~~コラ』


やはり、馬鹿女だったが、ダイナマイトバディが捨て難く

電話番と受付で、週2日だけ、手伝ってもらう事にした。




                                つづく