3年、早いようで長いような。
多くの方が命を落とし、心に傷を負いました。
改めて、ご冥福と心身の回復と健康をお祈りいたします。
未だに行方不明の方もいらっしゃる事実、
復興もままならない事実、
復興のために地元に戻って働こうとしても住居や仕事の受け入れ先がなく戻れない事実、
被災した地域の方の地域による温度差や私たちが思うよりあっけらかんとして前を向いて進んでいるいる方もいる事実、
被災地自体の問題や日本全体、世界全体の意識や認識の問題とまだまだ山積みな事が多いと思います。
しかし、3年前の14:46をきっかけに世の中の多くの事が変わったと思います。
大勢の方が主義主張を声を大にして唱えることを始めました。
ボランティアのために活動する方も増えました。
自分自身はというと
そういった主義主張に納得しつつも、
日常生活を送りその中で電気を使い世の中の多くの物を利用し原子力でのエネルギーの恩恵を少なからずというか知らぬうちに受けていることも事実であり、
頭ごなしに全否定できない自分もいる。
でも、自分たちの身一つでは感知できない無味無臭の有害なものが溢れ出ている恐怖というのには目を背けてはいけないとも思います。
パチっと指を鳴らしただけで魔法のように世界が一変することはあり得ません。
少しずつ自分が納得できる、自分ができる事をして行こうと思います。
最後にインディアンの言葉を二つ。
『どんな事でも7世代先まで考えて決めなければならない。』(イロコイ族)
『土地は先祖からの授かりものではなく、子供たちからの預かりもの。』(作者不明)