終了、総括。そして感謝。 | プータロー審判員の今日はどこへ行く?!??

プータロー審判員の今日はどこへ行く?!??

私は昨年まで、NPB審判員を目指し独立リーグにて活動をしていました。

しかしその夢を諦め、地元・埼玉に戻り学生野球を除いた色んなジャンルの野球の試合の審判をしています!

野球関係を中心にブログをしていきたいと思います!
よろしくお願いします!

こんばんは。
昨日の「DeNA杯BCリーグプレーオフ日本独立リーグ・グランドチャンピオンシップ」をもちまして、僕の2013年シーズンが終了しました。
長くなると思いますが、自分なりに今年を振り返ってみたいと思います。


僕の今年のスタートは2月。
四国アイランドリーグPlusに5日間、研修に行かして頂き、3人制の勉強をさせてもらい、朝から晩まで審判漬けの生活をさせてもらいました。

3月からは、オープン戦が始まり色んな事を試しながら試行錯誤をして、シーズンインを迎えることができ、4月13日。BCリーグ2013シーズンが開幕しました。


この開幕からもう半年が経っています。
本当に早かったです。

シーズン中も大きな体調不良がなく過ごせたのは、よかったと思います。
いくら試合にたくさん出ていても、場に慣れるなんてことは全くなく毎試合ピリピリとした気持ちで入ることができました。

しかし、自分でも分からないのですがプレーオフに入った頃くらいだったでしょうか。

今までは試合前はピリピリっとした気持ちになっていたのですが、北陸の地区チャンピオンシップで球審を務めてからピリピリとした緊張をしなくなったんです。
リーグチャンピオンシップでエコスタで球審したときも。
先日のグランドチャンピオンシップで球審したときも。

決して気を抜いていたとかではないんです。

ただ、一つ言えるのは、絶対的に気持ちが楽なんです。
そして、調子がいいんです。
あんまり、審判が調子が良い悪いとかを言うことは良くないのですが、やはり人間なので、その日その日で体調の波はあります。
その波の幅が小さいか大きいかで決まると思います。
もちろん前者の方がいいですよね。

きっと最後にかけて、日々生活のルーティンが崩れなかった事が今の僕にとって最高のアンパイアリングをすることができたのでないかと思います。
今考えると、シーズン中は少し波がありました。
それを崩さなければ、自分の力を出せる!
そんな事を学ぶ事ができた、シーズンでした。

来年の開幕まであと半年です。

その前には僕はNPB審判学校へ入校する予定です。

シーズンが終わったからといって気持ちを切ってしまうのではなく、今まで通りのルーティンで毎日を過ごしトレーニングに励んでいこうと決めました。

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最後になりましたが、
球場でお会いしたファン皆様、FBの皆さま,ブログ皆様、お店のお客様、たくさんの方々の叱咤激励,声援のおかげで今シーズンも頑張る事ができました。

暑い日に試合が終わると、冷たい飲み物を用意してくれた方までいらっしゃいました。
僕たち審判員は選手とは違って表舞台ではない立場の人間にも関わらず、こうやって気にかけて頂いたりすることは本当にありがたく感謝の気持ちで一杯です。

またそれとは逆に、厳しいお言葉も頂きました。

しかし、それは僕に対して「まだまだ頑張れよ!」という意味だと僕は受け取りました。
「松本のジャッジは一味違うな。」と皆様に言ってもらえるようになれる為にも、このオフシーズン更なる練習に取り組み、来年の春、一皮,二皮、成長した松本の姿をお見せできるためにも心を鬼にして精進して参ります。

本当にありがとうございました。
BCリーグ・審判員 松本 涼太 #48

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DeNA杯BCリーグプレーオフ日本独立リーグ・グランドチャンピオンシップ第一戦で球審を務めた時。