先週の東京出張は、予想通り大雨に当たった
幸い外を歩いて豪雨に遭ったのは1回だけで、
あとは小雨だった
リュックは両手が空くから、片手で傘を持ち、
スマホで現在位置を確認しながら移動
最後はお土産で一杯になった
そんな感じで使ったワークマンの
『ファイナルエディション』
何が良くて、何がイマイチだったか、
レビューしてみたいと思う
ただし、腰ベルトは脱着に邪魔になると思い、
最初から外して行った
良かった点
① 大きめのサイドポケットが便利
まず、折りたたみ式の傘の収納に
サイドポケットが役に立った
ナスカンも付いていて、
紛失する心配もなかった
欲を言えば、
もう少し深ければ更に良かったと思う
帰りは反対側にお土産用のウイスキーを入れた
② メインの収納スペースが2つある(2気室)
言葉では分かりにくいが、
PCなんかを入れる専用スペースが別にある
ここに会議の書類とか、本とかを入れておくと、
出し入れがすごく楽だった
ハイカーズエディションにはない仕様だ
③ 肩や背中のクッション性が良い
重たくなると困るのが、
肩にショルダーが食い込み、
背中に固いものが当たることだ
しかし、荷物が重くなることを想定してか、
クッション性が良かった
メッシュ素材も快適な要因のひとつだったと思う
④ 丈夫なYKKのファスナー
お土産でパンパンになったリュックのファスナーは、当然、強引に閉めることになる
個人的にこのタイプの止水ファスナーは、
耐久性に不安があった
他のメーカーのリュックで壊れたことがある
もしかしたら壊れるかも?と心配しながらファスナーを閉めたが、さすがYKK!全く問題なかった
⑤ 見た目がノーブランド
メーカーロゴが入っていないのが、逆に大人っぽくて良かった
学生が使っているリュックを観察すると、
スポーツメーカーやアウトドアメーカーのロゴが
入っているものが多い
初老のおじさんには、これが気恥ずかしく、
ロゴが入ってないのはポイントが高かった
イマイチだった点
① 荷物が少ないと、上部が凹む
まず最初に気になったのが、上部が凹むことだ
型崩れのような形で、なんともカッコ悪い
上部のポケットに物を入れると、
さらにひどくなる
大容量リュックが一杯になるほど
荷物を入れる機会は少なく、これは頂けない
② 撥水性能が期待外れ
一番残念だった点
肝心の撥水があまり良くないのだ
ワークマン=ヘビーデューティ
という勝手なイメージがあるが、
見事に裏切られた感がある
前回の記事にコメントをくれた人も
バイクで使って中まで濡れるとのことだった
今回の小雨程度で、表面はもちろん、上部ポケットは中まで湿ってしまった
『テフロン エコエリート』という植物由来の撥水加工らしいが、防水スプレーやレインカバーで防衛する必要があると思う
一方、ハイカーズエディションは、
『ディア マジック ダイレクト』という
別の撥水加工を施している(非フッ素)
どちらが良いか比べてみないと分からないが、
タウンユース向きのファイナルエディションは
性能よりも環境を重視しているのかもしれない
③ 内側のポケットが使いにくい
内側には3ヶ所のポケットがある
メインのポケット①は下部にあるため、
容量が小さく、出し入れも不便だった
サイドポケット②③は物を入れるにも
背中合わせの外側ポケットに何か入っていると、
ほぼ使用不能となる
④ 高めの価格設定
類似のハイカーズエディション4900円に対し、
5800円と高めの価格設定になっている
購入時は、YKK製止水ファスナー、黒色、
2気室で納得して購入したが、
欠点が見えてくると…
『ハイカーズエディション』で良かったんじゃない?
と思えてくる
このよく似た2つのリュックは、
ヘビーデューティに使うならハイカーズ
タウンユースならファイナル
といった使い分けが良いと思う
今回使ってみて『ファイナルエディション』は、
セミファイナルエディション
と呼んだ方がピッタリするような気がした
この記事はCyber Johnnyさんに贈ります