「はじめに・ご挨拶」
「みなさま、こんにちは、蔭山武史です。
私は、デュシェンヌ型筋ジストロフィーという病気を抱えており、また、気管切開をしており、呼吸器をつけて寝たきりです。
寝たきりですが、夢をもって前向きに生きています。
私は、これまで、イベントの企画、作詞、自作の曲のCD製作、そして、書籍「難病飛行」の出版、その舞台化と様々な夢を実現してきました。
また、私は、幼い頃から、いつも映画に励まされてきました。
夢・愛・希望・勇気を感じさせられています。
内容を思い出すたびに、その頃の自分がどう生きていたかを思い出します。
映画は、私にとって、宝物のような存在です。
そのような映画を私も作ってみたいと思いました。
そう、次の私の夢は、
観た人に希望を与え、励ますことが出来るような、そんな映画の制作、著書「難病飛行」の映画化です。
亡き母も最後まで楽しみにしておりました。
ぜひ、映画作りをご一緒に楽しんいただけましたら嬉しいです!
その願いを込めて皆さまへ、この映画作品の製作へのご支援をお願いいたします。」
「八十川監督略歴」
甲南大学理学部物理学科卒。
専門学校、大学の非常勤講師としてCG、及び、映像の授業を担当の後、映画監督として活動している。耳の聞こえない女性のドラマ「Listen to My Singing Voice(邦題:「歌声を聴いてほしくて」)」を発表。第70回カンヌ国際映画祭マルシェデュフィルムにてワールドプレミア、それ以降、障害者の日常など、マイノリティーの”感性”を繊細にすくいとり丁寧に描くこと、および、日常の中に潜みすぐ隣にあるけれど、あまり気付かれていない日常のファンタジーを描くことを創作のテーマとしている。
視覚障害者と聴覚障害者の恋愛を描いた映画「夏の光、夏の音」の公開が控えている。
自身も父親が障害者である。