$ちめいど official web site-IMG_4505.jpg



今日も、曲を書いていました。

テーマがあり、イメージが湧いても、
それを伝わりやすい表現にできないので、

出来上がってから何度も修正します。


曲をとりあえず最後までつくりあげたと思って
聴いてみると、

どうもしっくりこない。
なんか聞いていて気持ち悪い。


汚い字で、走り書きで歌詞を裏紙とかに書いていくんですが、
訂正線を引きまくって文字が横になったり縦になったり、むちゃくちゃです。

何度かwordで打って出してみたり。

でもやっぱり違って、
もういいかと思ったら、これ以上書き直すのしんどいし

とか考えながら、


家族に試しに聴いてもらうことが多いです。

たかひろに聞かせる前に、妹とか母親とかに
聞かせたりします。


母は大概「ええやん!わかるわかる」などと
あまりあてにならないが、希望にあふれる激励をしてくれる。


妹は急に泣いたりとか、直感で「これはイケる」など抜群のセンスで、
判定をしてくれる。

そのため、今書いている曲でもくらったんですが

歌い終わった瞬間に
「え!?まったく何が言いたいかわからへんねんけど?」
と、率直に意見をくれる。ダメなものはダメとはっきりいってしまう


たかひろもよくわからん
「来るか来ないかや。この曲は来ない」
とか抽象的な評価をしてきたりする。


ごくまれに、父親に聞かせたりすることもあった、
「ふーん」ぐらいです。
父さんは、友達多くてフレンドリーなところはあるんですが、
結構プライド高くて、なかなか認めてくれませんので。





ボロカスに言われた時は、大きく変更します。
曲は大体同じ、歌詞がよく変わります。

自分で納得いかないままの中途な状態で聞かせているので、
当然変更します。



ひとつひとつ処理をしていきます。
Aメロの一番はわかるけど2番が意味がない。
とか、

「光る」の言い方がダサいので、たとえば「まぶしい」とか「輝く」とかに変えれないか、
良いフレーズは残しながら、意味がわからんところはわかるように、

イメージが伝わりにくいところは、意味を変えず言い方を変えたり、


このときに重視しているのは、
メロディーへの乗り方。

いくら渋い言葉でカッコイイ台詞でも、メロディーがのらなければ、
歌ったときにマッチしていないと僕は嫌なので、何通りもの言い方を詮索します。


一番しっくりくるやつを選ぶ。

ひとつずつそうやってつぶしていきます。

昔はこんな作り方してなかったんですけど。
適当やったな~と今思えば感じます。


もとの曲も大事なんですけど、
結局僕らはハモリがモノをいうところが多いので、

その響きをやっぱり大切にしたいと思っています。

1人でつくってるときはいいけど、ハモリはだいたい二人でやるので、しんどい。
意見がたびたび分かれるため、なかなか決まらない。


言い方ひとつで子供みたいに喧嘩し出すし、
途中で嫌になるんですが、、、

我慢しながら忍耐強く、一音一音を探していきます。


最初につけたメロディに戻ってくることが多いんですが、
でも、何通りも拾って、お互いが「これなら聴ける」
と思ったハモリをチョイスしていきます。

ばっちりはまったときは、気持ちいいんです。
あんまり喜びを表現しませんが、すごく「よかった」と互いが思っているのがわかります。


原曲がやっと出来上がり、
これからハモリをつけるところです。

この作業がまた骨が折れるけど、、、
でも、苦労して生み出したものが、きっとみなさんの前で披露するときには
心に届く歌になっていることと思います。


楽しみにしていてください。
次のなまうたで演奏できるように仕上げていきます。


出来上がれば、一日も早くたくさんの人に聞いてもらいたい。
その気持ちは間違いないです。


いつもそわそわします。



雄介