雄介です。
篠山今田JA感謝祭
→神戸フルーツフラワーパーク
→三田郷の音ホール横広場
→1本夜桜
3本もライブが入っていて、なかなか充実した一日でした。
まず、朝、たかひろが体調悪くて、病院によって
10時からの出演に間に合わなかったので、2曲を僕が一人で歌いました。
3曲目を歌おうとしているそのときに、駆けつけ
残り4曲は二人で演奏しました。やっぱり一人と二人は違う!
たかひろとともに健康の大切さを思い知りました。
JAのみなさんにご迷惑おかけしてすみませんでした。
でもその分、熱い心で歌えました。気持ちよかった。
朝から歌うの僕は好きです。練習も午前に必ず入れてます。
これは、性格の差で得してます。
ライブ終わりで、すぐ移動!
神戸フルーツフラワーパークへ。
NPO法人もみの木主催のNPPVについて、生きることについて、呼吸について
本当に素晴らしい講演会の中に、僕らは参加させてもらいました。
筋ジストロフィーと闘病されている、蔭山武史さん。
ブログでも何度か紹介させてもらっていますが、蔭山さんがつなげてくれたライブです。
鼻マスク、というNPPVのことについて
NPPVだと、会話ができる、食事ができるなど、気管切開に比べて
たくさんの良い点があるということで、蔭山さんのお母さんも「苦しんでいる筋ジスのかたに、NPPVの存在を知ってもらいたい。」との思いで、話されていました。
蔭山さん一家はお父さんもお母さんもお姉さんも、本当に武史さんのことが大好きで、同苦して、また一緒に楽しみを分かち合い、理解しあっている、素晴らしい家族だと思います。
それが、武史さんがみんなの太陽になれる力の源だと感じます。
ヘルパーさんの言葉にも感動しました。「会うたびに反省があり」とか「武史さんと出会えたことで、私の人生が豊かになった」と話されていました。
僕はほんとに感動しました。
使命をもった人が、それぞれの場所で輝き、支えあっている。
僕らは、自分達の使命を必ずや、達成し、
「勝ちました。」「僕の選んだ道は、歩いた道は間違いありませんでした。」
と言えるまで、死にません。
たとえ、おじいちゃんになっても
どんなに苦しくても、どんなにつらいことがおこっても、投げ出したくなっても、
最後の最後にこれでよかった。いい人生だったと思えるまでは。
生き続けます。生き続ける覚悟ができた。
それはきっと、蔭山さんと出逢い、今日話を聞いたからというのが、もちろん大きな影響もあるけど、それだけじゃない。
苦労して苦しんで、自分自身が経験したことも想い重ね合わせて、そうやって思えることができました。
いままで出会った人、必死で支えてくれた身近な家族、育ててくれた両親。
平凡な人生。
平凡な人生が教えてくれることは少ない。
何が特別かは誰しも計り知れないけど、自分にしかできない使命を全うしたら、それは平凡な人生ではないと想う。
オンリーワンの素晴らしい人生だと僕は思う。
頭が悪いとか、立場とかで、人の位をつける人間が、僕はめちゃくちゃ嫌いや。
ゆっくりしゃべる人、はやくしゃべる人、上手くしゃべれない人、器用に生きる人、しゃべれない人、人前であがる人、ウソがつけない人、ものわすれがよくある人、失敗を何回もする人、
話の歯車が合わないとき、
「アイツは話がかみ合わん」など、自分の興味が無いことについていけない人間。
それは自分の歯車を変えれない悲しい人。
相手の歯車の歯の大きさ、形状、色、特性に合わせる気がない悲しい人。
僕らが関わる人はそんな人間にはなってほしくない。
だからこの話がわかる人たち、蔭山さんをはじめ、僕らに関わる全ての人たちを大切にしたい。
と思った。
他人のことを思える気持ちがきっとある。
みんなにある。
集まれ。集まって欲しい。
伝わって欲しい、大切な人に届いてほしい。
ウソをつくのが僕は嫌いで。
顔をつくるのは僕は嫌いで。
ありのままをライブにしたい。
悲しいときは悲しい歌を
楽しいときは楽しい歌を
しんどいときはがんばる歌を
きっとありのままの姿を表現できたら、ライブは成功する。
自分の人生をステージに出せたら、人は感動する。
自分の人生をステージで歌えたら、人の心に届く。
そんな気がする。
きっと単純で。
単純ではない。たかひろが作詞した「うつむいたきみへ」
”このごろの僕らそう、例外なく恵まれていることに気づかない。
ささいなトラブルのひとつで駄目になるほど弱くなってる。”
10年前のあのころと、変わらず歌える。
これは自分に重ねて成長していないのではなく、「確信をついているから」であると思う。
いろいろ考えた。
フルーツフラワーパークのあと、郷の音ホール横へ移動し、
満開の桜の下で歌った。
しがらみなど全て忘れて。
忘れてというよりも、全てを身につめて。
歌はこうして歌うものなのだと気づいた。
桜が綺麗で。桜が満開で。春にだけ咲き誇るこの桜が綺麗で。
ライブが終わって、1本夜桜を見に行った。
くたびれた心も、癒してくれた。
逃げずに戦い、「いつ死んでも後悔はない。自分は全てに勝って戦いきった。」
そう言えるまではまだまだかかる。