ちめいど オフィシャルブログ 名主役




雄介です。




この本、ご存じの方おられるでしょうか?




ご本人と先日お会いしました。蔭山武史さん。


じつはライブにも2度、足を運んでいただいたことがあります。




2000人ライブにも、ご家族で参加してくれるんです!




三田ホットステーション10周年イベントのときに初めてお会いしました。


ちめいどのライブを見て気に入ってくださり、


あとからメールでアルバムを買いたいと言ってくれました。


蔭山さんの希望で自宅へ行かせていただきました。






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ベッドに横になられているのが蔭山さんです。




蔭山さんのプロフィールを紹介いたします。




5歳のとき、筋ジストロフィーと診断され、入院・手術・転院を経てきました。気管切開手術で声を失い、人工呼吸器が離せない状態ながら、特殊なマウスをつかって原稿を書きつづけ、ようやく1冊の本が完成。



蔭山さんはこのように語ります。



「転院前の病院では1年半のあいだ入浴ができなかった。“私が死んだほうが皆が楽になる”と言うと、親は泣いて怒った。いまは“障害者でよかったとは思いませんが、障害者だからこそ、この本を出版できたんだ”と思います」





-10歳のとき書いた詩「春」-



   目をつぶっていても

   それは見える

   耳をとじていても

   それは聞こえる

   春の光

   春の音





※「難病飛行」の紹介文を引用させていただいています。


蔭山さんのお母さんから、たくさんのお話を聞かせていただきました。




衝撃を受けました。とともに、勇気をもらいました。


ご家族、お母さんも蔭山さん本人も、大勝利者だと、僕はすぐに思いました。



蔭山さんたちは、自分の使命を深く理解し、最高の人生を歩んでいる。


そう思いました。




自分をみつめ、受け入れ、生きるということ。


生きることは大変で。それでも、何のために生きているのか。




幸せになるため。




幸せってなんなのか。




僕は蔭山さんの表情と、パソコンでの会話。


それからお母さんが話す一言一言が宝物だと思いました。






筋ジストロフィーと必死で闘病している方、そのご家族、


いろんな環境や、想いがあると思います。




蔭山さんの生き方は絶対その人たちに勇気を与える最高の生き方をしてはると思いました。




自分は贅沢してたなあ、とか


自分の悩みなんか、、、とか




そんな低次元の感想ではありません。


会った人間全てを希望に導く、生き方であると思います。


誰でもが励ましの力をもっています。

言葉にならなくても、与えられた命を精いっぱい生きる姿が

人を勇気づけることもあります。

生きることは励ますことです。



ここまで強い強い心を持った方に、ちめいどの唄を共鳴していただけて、とてもうれしいです。




また会いたいと思います!




僕らはいただいた想いを胸に、また頑張れます。