今シーズン最後のフルマラソン

東京マラソン2023走ってきました。
(相変わらずの写真なし)

今回は、2020の繰越分。
去年棚ぼたで走ったのが、初めて。
今年は、できればきちんと走ってる体で
ゴールしたいと思ってた。

とはいえ、思い入れが強くてもメンタルが持たない。
そう思って2月にもフルマラソン入れて、
東京は、体調と天候を見てから決められるよう、
好きに使える位置づけにした。

私は、基本フルマラソンは楽しむ余裕がないので、
いつでも真面目に走ることになるんだけど
(調子が良い日が少ないので、
大丈夫なら真面目に走る。
調子が悪い日は、真面目に走らないと
終わらないので真面目に走る。)
できれば無事故で無事にゴールまで戻ってきたい。
どちらかといえば頑張りたくない。
うまい表現じゃないけど、遊びたいと思ってた。

で、体調はどうかというと、
気にしていたホルモンバランス的な要素は、
どういう訳か回避できたので、可。

花粉症の症状が地味にしんどくて
(痰が絡む。倦怠感が強い)や
所々気になることがあり、
毎度のことだけど全然やる気スイッチが入らず。
ゼッケン交換に行っても、
気持ちの切り替わりはなかった。

とはいえ、天気予報は曇り12度くらいで、
この日だけ気温も低め。
なかなか走りやすそうな条件みたい。
はて、どうするか。

半袖(アンダーウェアも)・ランパン
ネックカバー・アームカバー・手袋で参戦。
ランシャツにするか迷ったけれど、
曇りのまま風が強くなると
後半寒さで疲労するので、半袖に。
その代わりタイツは履かないことにした。

スタートブロックは去年と同じE。
スタートのロスタイムは8分
(去年はウェーブスタートで2分35秒)
さすが東京マラソン。
というか久々の都市型マラソン、
3万人越えの大会参加は、初めて。
通常開催すると、
これが普通のロスタイムなんだなぁと
思いながらスタート。

結果から言うと、全然遊べませんでした(笑)

というのも、なんとなくゼッケン交換時の
東京ビックサイトの雰囲気で
予感はしていたけれど、
今回は通常開催(38,000人?とか)
で海外の方も多くて、
スタート前から人の波に酔う感じ。

最初の5㎞は走行路が下り基調だけど、
幅が狭かったり広かったりで
位置取りが難しかった。最初の1㎞が5’49。
思ったより悪くない。
ここでスピード出すと
後半疲れて失速するのが定説だけど、
やっぱりスピードは出た。

というか、この人波から早く出たくて少し焦った。
去年は3~4㎞の防衛庁あたりで
人がばらけてきた記憶があったので、
とりあえず何キロか進めば変わると思っていた。
落ち着いたらペース下げればいいと思ってたけど、
結局それ以後、感覚的には
人がばらけてくる雰囲気にはならなかった。

早い段階でガーミンの距離表示が
実測とだいぶ合わなくなってきたのが、
けっこう不安になった。
時計が信用できなくて、
でもゆっくり目に切り替えできなくて、
5㎞ごとの計測時に設置してある時計で、
ぼんやり確認した。
あぁ、普通に走ってる。

だけどずっと人が多くて、うまく走れていない感覚。
もっと周りが見える人は、
モーゼの十戒みたいに
進むルートがわかるというけれど、
体格差なのかセンスの悪さか、
ずっと阻まれている感覚。
ひじ鉄をくらうし、前方で躓く人もいて
油断できない。
もうペースはばらばらだけど、
タイムよりリズムで行くことにした。

去年31㎞地点で、
体調不良になった私を助けてくれたラン友さんが、
今年も当選して参加されてて、
なぜか今回はGブロック私の後方スタートだった。
前半折り返し3か所でうまく見つけられて、
なんとなく安心した。
最初は「また体調不良になっても、大丈夫」
と(去年猛反省したのに)思ったりしたけれど、
全然気がついてもらえなかった。
その方がすごく集中されていて、
よいペースで走っていたので、
助けてもらおうと思うのは失礼だ、
自分できちんと走り切らないとだめだ
(当たり前です。申し訳ございません)
と思った。

ハーフの折り返しが2:01くらい。
ロスタイム8分だから1:53くらいか。
後半どこまで落ちるか?最後まで走って終わりたい。
5㎞ごとに給水して、
面倒くさがらず補給食摂りながら、
安全走行で進んだ。

20㎞~28㎞までの長い折り返し区間は、
けっこう怖かった。
小さな橋をいくつか進むけれど、
そのたびに人の流れが変わる。
で、少し高い位置にくると、
長く続く視界の先にランナーさんが
埋まっているのが見える。
去年北海道マラソンの新川通り走った時も
人の多さに驚いたけれど、その比じゃない。
走行路が狭いというのもあるけれど、
埋まっている。すごい。

去年はハーフあたりで違和感あったけれど、
今回は大丈夫だった。
去年は24㎞富岡八幡宮あたりで呼吸がへんに。
去年は28㎞でふわふわして、30㎞で止まり、
31㎞で蛇行してたんだよな。
そんなことを思い出しながら、走ってた。

記録はどうでもいい。
去年の私を超えたい。
距離表示を確認しながら、
今日はまだ大丈夫なはずだ、と思ってた。

31㎞を超えたときは、ほんとに安心した。
とはいえ、ここから這うようにして
ゴールした身としては、
それはそれで油断できないわけで。

沿道では「あと10㎞楽しんで」
という声援が多かったけれど、
このあたりで印象に残っているのは
「あとは我慢ですよ」の声。
なんか「頑張って!」とかより、踏ん張れた感じ。

ビル風が強くなってくるし、
気温が高くなってきたのも感じる。
少しずつ1㎞が長く感じてくる時間帯。
手袋を外し、アームカバーを下して進む。

それでも、今回はいろんなところで
ラン友さんに応援してもらえて、
事前に応援個所を教えてもらっていたので、
それを励みに走れた。
とりあえずそこまでは…と思いながら進んだ。

見つけてもらえるように水玉の半袖にしたのも
良かったみたい。
応援してくれる方たちも
水玉模様のウェア着てくれていた方も多くて、
動体視力が弱い私も助かりました。

こんなこと思うのはおかしいかもしれないけれど、
じぶんの名字が、珍しいという訳でもないけど、
そんなに多くないので、良かったと思いました。
ちゃんと聞こえれば「自分か!」と思えるので、
反射神経悪くても、どうにか反応できる気がする。
まぁ、最近はなんでも検索できるので、
無駄に結果とか知られてしまうこともあるけど、
そのなことも思いました。

でも、応援したのに気づかれなかったという方が
いたら、ごめんなさい。

とはいえ34㎞からの田町までの折り返しは、
本当に進まなくて、
明らかにペースが落ちてしまい、辛かった。
皆さん同じはずと思っても、
元気よく抜かされたりすると
ダメなのは自分だけなのかも…と思ったりした。

田町付近で折り返してあと4㎞。
若干追い風らしく
ペース上げられる余裕がある方がちらほら。
でも、全然スイッチ入らなかった。
少し走りが戻った気がして
時計確認したけれど、落ちてた(笑)

でもこの辺りは普段走っているから、
近くなってくるのはわかる。
下げていたアームカバーを外し、
ネックカバーを外して、
ポケットぱんぱんにして、進む。
暑くなってきたし、少しでも動きが楽になれば、
と思ったけれど、
今考えてみると、タイムロスになっただけかも…
っていうか、その無駄な動きする気力があるなら、
もっと走れたのかもしれません。

41㎞地点で、最後の応援を受けた。
今日は風が強くなったし、ビル街は日陰で寒いはず。
もちろん私だけの応援ではないけれど、
長い時間応援してもらえて、感謝です。
ほんとにありがたいです。
嬉しかったです。
ありがとうございました。

最後の1㎞
気持ちは高揚したものの、
仲通りの石畳は、進まなかった。

というか、道幅が狭くなるので、
ここでまた人口密度が上がる。
うまくスピードを上げる人もいるけれど、
その波に乗ろうと思ったら、
目の前でまた躓いたランナーさんがいて、
怖くなってペースを戻した。

どんどん人が押し寄せてくる感じがして、
脇によけるようにしていたら、
4時間のペーサー集団が後ろに。
「皆さん、ちゃんと4時間切れますからね~」
「行っちゃってください~」
という元気な声とともに集団が抜いていって、
その熱量に負けた。
なるほど、混むわけだ。

というか、私ロスタイムが8分あったし、
序盤で抜かされたと思っていたので、
ここで会うとは思わなかった。
で、そこで初めて私も我に返った感。
ってことは、私もまだ間に合うのか?

間に合いました。
どうにかですが、グロスで4時間。
後半もっと落ちたと思っていたので、良かったです。
っていうか、こんなこともあるのかと思いました。
(全然時計見てない。計算できない)

自己ベストでもないけれど、
このタイミングで、この大会で、
4時間切れたのは、良かった。

遊ばなくて良かった。
脚も攣らなくて良かった。
最後まで体調悪くならなくて良かった。
今シーズン最後で、安定して走れて良かったです。

ゴール後、左右に分かれる手前で、
ラン友さんに会えた。
といっても速い方で、いつも挨拶程度しかできない。
勝田の時も会えて、
ゴールの手前でも応援してくれた方なのですが、
タイムの話になって、
私が4時間切れたことは話したんだけど、
その方のタイムを聞くのを忘れました。

勝田の時も、後で気が付いたんだけど、
寒い中その方が待っているのは、
奥様じゃないかと思って、
失礼ながらタイムを検索したら、
参加されてたんですよね。

なんですぐに気がつかなかったのか。
今回も奥様と一緒に参加されていて、
待っていらしたんだと思います。
なんというか、会うとちょっと緊張して、
会話のキャッチボールができなくて、
申し訳ないです。
今回も奥様参加されてて、
コンスタントに走られてて、羨ましいです。

そういうご縁は無い人生だけど、
同じ趣味を持って、同じ大会に参加して、
仲の良さを感じて、いいなぁと思いました。

そのあと、ゆっくり参加賞受け取りながら、
ゆるゆると手荷物受取へ。
日曜昼間、交通規制が入っているビル街は静かで、
ゴール地点の喧騒と離れると、
なんとも閑散としていて、
ついさっきまでマラソン走っていたなんて
思えないくらいだった。

運よく、いつも使っているランステの近くで
受け取りになったので、
会場では着替えずに
そのままランステでシャワーに入って帰宅。
なんか、いつもの練習会と変わらない終わり方に
なりました。

いつものようにコンビニに寄って、
カフェラテとスイーツ(今日はシュークリーム)
買って、血糖値上げて帰宅。

一日経って、やっぱり走ってよかったな、
と思えます。
応援もしてもらえたし。
去年きちんと走れなかったのには
それなりの理由があったけど、
これで、一種のトラウマもなくなったかな、
と思います。

天候は走りやすかった(連日の暖かさを思えば)
ですが、あの環境で自己ベスト
出していらっしゃる方々もたくさんいて、
凄いな、素敵だなと思います。
羨ましさもあるけれど、励みになりますね。

とはいえ、東京マラソンは卒業かなと思います。
マンモス大会苦手みたいで。
何年も応援に行っていて、憧れていたから、
一度ちゃんと走ってみたかった。
通常開催で参加できて、
こうやってもう一回走れて良かったです。

でも私は応援の方が絶対楽しい。
ある意味、来年応援に行くのが楽しみです。

どうもありがとうございました。