「あ、団長! 今始まったんですが、ロゼッタの姉さんが苦戦していて」
「ロゼッタが苦戦?」人気 バッグ メンズ
アルフィリースは信じられないといった様子で人をかき分け、戦いがよく見える位置に出た。そこでは既にロゼッタが戦っていたが、確かにロゼッタの剣は虚しく空を切っていた。
「こいつ! 男のくせにちょこまかと!」
「お前さんの剣がトロいんだろ?」
「野郎っ!」
ロゼッタが怒りにまかせてさらに踏み込む。だがそれでも彼女の剣はフードをかぶった男にかすることもなく、むしろより踏み込んだ時にロゼッタは剣を払われてバランスを崩し、地面にへたり込む形になってしまった。大勢の前で恥をかかされて、さらに怒り心頭になるロゼッタ。そこに男がさらに追い打ちをかけるように小馬鹿にした発言を取る。
「いいケツしてんな、姉ちゃん」
「こ、こ、この野郎~。おい、誰でもいい! アタイの大剣持って来い!」
「いけない」
アルフィリースはロゼッタが本気になったのを見て、彼女を止めに入る。大剣が運ばれてくるのと、アルフィリースがロゼッタの元に駆け寄るのは同時だった。
「ロゼッタ、これ以上は殺し合いになるわ。やめなさい」
「アルフィ! ここまでコケにされて、引っ込めるかっての! 心配すんな、殺さない程度に痛めつけるだけだからよ!」
「そうだぜアルフィリース、こんなのただの乳繰り合いみたいなもんだ。心配するなよ」
アルフィリースは聞き覚えのある声に嫌な予感がして眉をひそめた。
「その声、その下品な物言いさては」
「俺だよ、俺」
「私は『俺』なんて人に知り合いはいません。ダロン、つまみ出して」フレッドペリー カバン
「いいのか?」
ダロンがずいと前に出る。すると俄かに男が焦り始め、フードを取った。その容姿はひげも剃っておらず、髪も伸びっぱなしであった。いうなれば、むさ苦しいのである。だがその顔はアルフィリースが見知った顔であった。
「おいおい! 俺はラインだっての、もう忘れたのか? あんな熱い夜を」
「いや、過ごしてないから。おかしいのは顔だけにして頂戴。頭まで沸いてたら、もうゴブリンとかの方がマシだから、本気で」
「ひでえ!」
「だから私が何度も言っているだろう、普段の行いが悪いせいだと」
遠巻きに見ていた艶やかな女がラインを冷やかす。もちろんダンススレイブである。男が今度はアルフィリースを無視してダンススレイブと言い合いを始めたが、ロゼッタの怒りはさらにボルテージを上げるのだった。
「おい! アタイを無視してんじゃないよ!!」
「ん? ああすまん、忘れてた」
「本当にいい度胸だ、アンタ。死んだよ?」
「いや、死にたくはないけどな。俺としてはアルフィリースに話があっただけだから、もう戦いはどうでもいいんだが」
「私はあんたがどうでもいいわ」
「いや、そこは話を聞けよ」
アルフィリースがさらりとラインが振った話を却下したので、ラインが思わず突っ込みを入れてしまった。
そしてますますロゼッタは腹を立て、ついに彼女はアルフィリースの制止も無視して剣を振い始めた。
「死ねぇ!」
「ちょっと、ロゼッタ!?」
「やれやれ、しょうがねぇな」
猛然と襲い掛かるロゼッタを、ラインはむさくるしい様子に似合わずひらひらと躱す。最初は激高していたロゼッタも、戦う内に徐々にその熱が冷めていく。
「(こいつ!)」
「大したもんだな、それだけの大剣を振り回して動いても息が切れねぇなんて」
ラインはロゼッタとの距離を保ちながら、悠然と構えて見せた。そしてラインの力量を察したのか、ロゼッタが今度は冷静な声
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