りこの国にいる以上、この国の全てが私のものなのですよ。私がどのように扱おうと、私の勝手なのです」
「僕には難しいことはわからないけど、貴方を倒せば僕達は自由?」samantha thavasa 財布 アウトレット
「何をもって自由とするかによりますが、少なくとも敵は一人減るでしょうね」
「そうなら」
レイヤーの左目だけがルナティカに向けられる。ルナティカはその視線の意味を瞬時に察知し、既にレイヤーから離していたマチェットを握る右手を放した。そしてルナティカが重心をレイヤーの上からどけた瞬間、マチェットを握り弾けたようにレイヤーが飛び出したのだ。
「!」
サイレンスは咄嗟に右手の剣を前に差し出したが、それすらもぎりぎりであった。レイヤーは寝転んだ状態から何の苦も無く最高速に達し、サイレンスに一撃を加えたのだ。
「くっ」
予想もしない一撃にサイレンスが緊張度合いを上げるが、レイヤーの攻勢は止まらない。一挙に畳み掛けるようにサイレンスに肉薄する。
目にも止まらぬレイヤーの斬撃をサインレスもさばこうと必死になるが、初手の段階で防御に回った状況をそうそう覆せるものではない。無言で圧力を加え続けるレイヤーに、サイレンスは徐々に分が悪くなる。
「こ、の小僧! 先ほどよりも速いとは!」ブランド 人気 バッグ
サイレンスが苦し紛れに放った一撃を、レイヤーはなんと前に躱しながら踏み込んだ。そして完全にがら空きの胴に、一撃を加える。
だがその直後とびずさったのはレイヤーだった。レイヤーだけが感じる何かがおかしかったのか。また斬撃の音もおかしかった。肉を裂く音ではなく、金属音がしたようにルナティカは聞こえたのだ。確かにサイレンスの上等な衣服は斬れているのだが、その下の体には傷一つついているようには見えない。
サイレンスが涼やかな表情から、憎悪の表情へと変化する。それは憤怒という言葉がぴったり合う表情であり、また底知れぬ憎しみがにじみ出ていた。元が美しいとルナティカでさえ思っただけに、その表情はより一層恐ろしくルナティカの目には映った。
「やってくれましたね体はそこの少女にやられて動かないと思いましたが」
「もう回復した。問題ない」
「大したものだ。貴方、確か名前はレイヤーといいましたか?」
「そうだ」
「その名前、憶えておきましょう。残念ですが、今私にはやることが他にある。それが済み次第、もっとも残酷な方法で貴方を殺すと約束します」
それだけ言い残すと、サイレンスはふっと姿を消した。なぜサイレンスがここで引いたかはレイヤーにもルナティカにもわからなかったが、幸いであったことは確かである。非常に不気味な相手である事に間違いはないからだ。
レイヤーはマチェットを手放すと、壁際に横たわるエルシアの方に歩き出す。エルシアもグラスライブにかけられた睡眠薬の効果が切れるのか、すこしずつ目を覚ますようにうなされはじめていた。そのレイヤーにルナティカがマチェットを回収しながら話しかける。
「先ほど私とやった時は全力ではなかったのか? 明らかに速度が上がっていた」
「どちらも全力だったさ。だけど、お姉さんとやった時は長期戦を覚悟していた。さっきは短期決戦でやるつもりだった。その差だよ」
「そうか。これからどうする?」
「考えていない。とりあえずグラスライブの通行証は回収したから、ゲイルを見つけてどこかの土地へ行こうかと思う。でもきっとさっきの奴が狙ってくるから、僕はエルシアやゲイル
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