昨日書いた記事は、図星だった方は流れ弾に当たって悶え苦しんだかもしれません。
本当にすいません(笑)
まさか自分の無価値感を埋めるために、子供を不登校にして、価値のある親のポジションを得ていたなんて、想像もつかなかった方もいるかもしれません。
でも実はこの話はそれで終わりではないんです。
なので、今日はその続きを書きたいと思います。
前回も書きましたが、私は中学生時代に不登校になってしまった経験があります。
その時の記憶をずっと内観していって、子供側の視点で何に気付いたか。
それは、
目的があってわざわざ無価値感の強い親を選んだ
これです(笑)
つまり、子供側もしっかり狙ってやっているんです。
だから、私はもしかしたらダメ親なんじゃないかと落ち込むことはありません。
実は潜在意識の世界では、お互いの魂の合意のもとに、親子でちゃんと役割を決めて、今回の人生のシナリオを作って生まれてきていると言われています。
なので、私が不登校になったのも、親が私を利用して自分の存在意義を得ていたのも全部理由があるんです。
そして私、人生43年目にして何とそこに気付きました。(43歳の時に気付いたので今から3年前になります)
その私の目的とは、
自己受容の大切さを学び、それを伝える役割を全うするため。
これでした(笑)
なので、子供側も無価値感の強い親を選んで生まれてきた理由がちゃんとあるので、どうしよう自分が子供を不登校にしてしまって本当にダメ親でごめんなさい!と罪悪感を感じなくても良いです。
そこに気付いたら、親側は淡々と自分が自己受容出来るように、自分と向き合い続ければいいだけです。
そして子供側は小学生や中学生では、まだ自分の思っていることを言語化することが難しいので、子供のうちは自分の生きる目的や人生の魂レベルの課題に自ら気付くことはなかなか出来ません。
それだけの精神力や言語化力、分析力が育っていないからです。
なので、子供はひたすらゲームをやったりYoutubeを見たり、親からしたら「ゴロゴロしていないでもうちょっと何か他のことやってよ!」とイライラするかもしれませんが、子供はそれで何とか心のバランスを保っています。
私も不登校の時は自分からは何も動くことが出来ませんでしたし、一日中空を観察して流れてくる雲の数を数えていました(笑)
中学生ならそんなものです。
そして長い年月を経て、やっと3年前に真の目的に気付いたんです。
だから子供側の私からすれば、自己受容の大切さに気付き、自己受容の重要さを伝える役割を担うために、わざわざ無価値感の強い親を選ぶ必要があった。
なぜなら、そういう親のもとで育たないと、自分の人生に自己受容という重要なテーマを設定することが出来ないからです。
もうこれに気付いたら、親に感謝しかありません。
そして、こういう親子の問題というのはだいたい世代間連鎖しているので、私の母親も子供の頃にやっぱり親の無価値感を埋めるために利用されてきた過去があるわけです。
だけど今回私がここに気付いたことで、世代間連鎖は止めることが出来た。
だから、結果全部意味のある出来事だったと、今なら思えるんです。
でもね、だからと言って「学校に行かなくてもいい」はダメです。
義務教育というのは、親がちゃんと子供を学校に行かせる義務があるわけです。
その義務は果たさないといけません。
何故なら学校でうまくやっていけない子供は、社会に出たらもっとうまくやっていけないからです。
私が今、何とかうまくやっているのは、「学校に行かず家にずっといるのは許さん!学校に行かないなら今すぐフリースクールに行け!」と、親から無理矢理フリースクールに転校させられたからです。
もしあの時、「学校なんて行かなくてもいいよ」と甘やかされていたら、今の私はないと思います。
きっと、そのまま引きこもりになり、8050問題まっしぐらだったと思います。
若いうちに逃げ癖、サボり癖、言い訳、屁理屈なんかを言うような子供に育てたら、後々厄介でもう回収出来なくなります。
実際、学校に行かなくても死ぬことはないし、何らかの方法で生きていくことは出来るけれど、そのために必要な社会で生きていくための最低限のルールやマナーをもし学校に行かないとしたら、それを親が全部家庭で教えねばなりません。
そんな余裕あります?
さて、どうしたらいいでしょうね。
子供は学校へ行きたくないと言っている。
でも親は子供を学校へ行かせる義務がある。
ここを本当に限界まで考えるのが自分と向き合うということです。
有名なメイウェザーの名言で、
「お前らが休んでいる時、俺は練習している。お前らが寝ている時、俺は練習している。お前らが練習している時、当然俺も練習している。」
という言葉があります。
内観というのはそれくらいやらないと、深い心理には気付けません。
自分と向き合うことに365日休みなどないと思って、やり続けてください。