諦めの使い方 | まいすとれーじ

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人生に諦めを多用してはいけない。

やむを得ず何かを諦める時は、本当にその事について真剣に考え抜いたうえで、全てを納得したうえで諦めること。

諦めは本当に使い方を間違えると人生を詰む。


例えば「自分はどうせ異性にモテない」と、簡単に恋愛を諦めた結果、恋人いない歴=年齢のまま中高年になってしまうと、もうその年齢で失った時間を取り戻すのは非常に難しい。

この場合、諦める前になぜ自分はモテないのか納得するまで考え抜く必要があるし、そもそも自分はなぜ恋愛が出来ないのかを真剣に考え抜く必要がある。


何故なら、過ぎた時間は絶対に取り戻せないから。


40歳を過ぎて、そこから初めて恋愛を経験することのハードルがどれだけ高いか。

そういう物理的にハードルが高くなってしまうものは、若いうちから諦めてはいけない。


逆に、交通事故に遭って体が動かなくなり、必然的に車椅子生活になってしまった。

半身不随で思うように体が動かせない。

そういう場合でも、決して何かを諦める必要はない。

 
身体が動かない。

この事実に関しては、動かないことへの物理的な諦めは、ある程度必要かもしれない。

でも、生きていれば恋愛も結婚も、何だって楽しむことができる。

 

私は、悲しいことに40年間も諦めの世界の住人として生きてしまったことを、本当にいま後悔している。

だから人には言う。

「絶対に諦めるな。」

「それは本当に納得するまで考えたのか?」と。

 
そして強くこう思う。

諦めの世界の住人になってしまったら、もうそこから抜け出せないよ。

自分が傷つくことを恐れるあまり、入り込んだ諦めの世界は、そう簡単にあなたを元の世界に戻してはくれないよ、と。

 
だけど、もしも大学に行きたいけど、お金がなくて行けない場合、いったん社会人になってお金を貯めてから行くことは出来る。

大学はいつでも入れるから。


こういうのは、いったん諦めてもいい。


諦めの使い方、本当に重要だからね。