今回の旅の目的の一つ、父が居た町を訪れること。
実家を売却する際、母から父への手紙沢山残ってた。
宛先は
安芸郡安芸町奈比賀
〇〇建設奈比賀作業所
父は役場に入る前はトンネル工事の事務をやっていた。
私の生まれた町は豊後土工と呼ばれるトンネル堀のスペシャリストが
沢山いた所で同級生の親たちも信州、新潟などへ出稼ぎに行っている人が多かった。
ダムやトンネルの殉職者の碑にはなじみの名字を見つけることがあります。
黒四ダムや蜂の巣城の下筌ダムなど。
奈比賀に行く途中にある手結港へ。
ちょうど可動橋が通行可になる時間。
静かに橋が下りてきた。
伊尾木川発電所、竣工期日と父が居た年代が重なります。
ここの工事で間違いないと確信しました。
手紙の中身は見てませんが母からのラブレターだったのでしょ。
四国には森林鉄道が沢山あったようで伊尾木川沿いにも伊尾木川森林鉄道の軌道跡が。