冬のことでした。

アミュレット という展覧会がありました。

 

 

たまたま見つけて、最終日駆け込みだったので

今更ながらのご報告記事です。

 

 

会場は、文化学園服飾博物館 でした。

 

 

アミュレット という「音の響き」にも惹かれ、

その意味として「魔除け」という言葉にもドキッ。

 

 

「お守り」と「魔除け」って、印象が違いますよね。

魔除けとなると、「すでに何かあるものから身を守る」感じがします。

 

 

現代とは比べられない生命に関わることが

多々あった時代背景が見え隠れします。

 

 

 

 

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「身にまとう祈るこころ」という

サブタイトルにもグッ恋の矢ときました。

 

 

清水先生から聞いた方もいると思いますが

アクセサリーは、身を守るという意味で身につけられた歴史があります。

 

 

首や手首から悪いモノが入り込まないように。

衣服で守れない部分という意味もあったかもしれません。

 

 

 

では、着物文化の日本ではどうだったのでしょうか?

展示の冒頭が日本コーナーでした。

 

 

 

日本では、鈴と犬が、魔除けの一つの形だったようです。

 

 

 

鈴は、神事や祭祀に使われました。

音を出して邪を祓うという意味があったそうです。なるほど〜

 

 

平安時代には、「懸守(かけまもり)」

首にかけていたそうです。 

 

 

それが「守袋」として浸透しました。

子どもに手作りで守巾着を作って持たせていた時代もあったそう。

 

 

 

首から「箱」をつり下げる着物姿の女性が描かれていて

それもお守りとしての意味があったそうです。

 

 

 

実際の大きさで描かれているのかどうかわかりませんが、

大きくて重そう。

 

 

 

さらに、着物の柄「矢羽根→」は、

破魔矢を表現したもので、魔を祓う意味があったのですって!

紫の矢羽根柄は、時代劇でよく見ますよね!

 

 

 

さらに「背守り」というのが興味深かったです。

幼児の健やかな成長を願って、背中に刺繍をしたそうです。

例えば→

 

 

 

五色の糸を背中に垂らした子供用の着物も展示されていました。

これは、五行説に由来するもの?

 

 

この先は、個人的な追記となりますが、

五色には対応するモノがあるんですよね。

 

 

=木

=火

=土

=金

=水

 

ふとひらめいて発展させてみますと、

鯉のぼりの一番上にも五色の吹き流しがありますね。

 

 

 

上記の五色は、一般的な吹き流しに使われている色とは少し違いますが、

神道の五色絹の色は、上記と同じという記述を見つけました。

 

 

 

五行説は個人的に興味があって、

ソレと子供の魔除けの五色が繋がっているのかも?

という想像を膨らませるのは、面白かったです。

 

 

 

お守りが、いかに生活と密着していて、

時代を反映したものだったか腑に落ちました。

 

 

 

 

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日本ばかりでなく、世界各地のアミュレットのお話も面白かったので、

つづきは、またいつか〜