昨日は、アドバンスクラスの最終日でした。

大橋ショップは3日間のイベント最終日でもあり、にぎやかな一日となりました。




何かが終わって、また次に新しいことが始まる。

私の中でも、春を迎える前に、ひとつ大きな仕事が終わりました。

ビーズバランスでのことではなくて、ライターとしての仕事なのですが。





2008年、ビーズバランスのワークショップ専任講師を引き受けてから

ライターとしての仕事を少しずつ整理してきました。




最後まで続けていたのは、長年担当してきた連載ページ。

仕事というより、ライフワークのような感覚で臨んでいました。

それが、いよいよ最終回を迎えました。


DSCF3983.JPG


日本語を外国人に教える、「日本語教師」のための雑誌で

巻頭のインタビュー記事を担当していました。






外国人に母語(母国語)を教えることに興味を持ったのは

アメリカで暮らしていたとき、近所にお住まいのおばあちゃまに

日常生活で困ったときのアレコレを教えていただいた経験からです。

帰国してから、日本にいる外国人はどうしているのかしら?

と思ったことが、この雑誌の仕事につながりました。






人物取材をメインにお引き受けしていたのですが

毎月数時間、取材対象となった方の人生に触れる貴重な時間でした。

これまで一番長く担当した連載で、

年間12人にお会いして、5年? …いえ6年? 

日本語を海外で教える経験をされた方の取材が多かったので

興味深いお話がたくさんありました。





最近では、ロシアのエカテリンブルグで教えていた方とか…

冬は外気温がマイナス30℃だそうです

海外での日本のアニメ人気は相当なものですが、

現地の子のコスプレの迫力といったら…という話も。





数年前には、プライベートでのイギリス旅行にくっつけて

現地で働く日本語教師の方々の取材をしたのも強烈な思い出です。

ロンドン郊外へも足を運び、英国人の日本語教師の方のお宅にも伺いました。

…職業柄日本語ペラペラなわけで、取材はもちろん日本語ですよ





自分が知らない場所や環境にいる人にお話を伺うのは、貴重な体験でした。

ただ、その内容がどんなに濃く深くても、ご紹介できるスペースはたった1ページ。

その人の何を切り取って紹介するのか。

いつも頭を悩ませるところでした。






本質とは何か? 一番大切なこととは?

実は、ワークショップの講師としても同じことを考えています。

読者にわかるように伝えることと、

生徒さんのレベルにあわせて伝えることは、本質的には同じように思います。

何をどのように、どこまで伝えるか。







長年一緒にやってきた編集者とカメラマンから

「最後ですね」のメッセージに

少し感慨にふけり、長くなりました。

春。新しいことのスタートですね。