初めてのジャパンケーブルキャスト(株)主催のウェビナーを開催して | 藤原洋のコラム

~凸版印刷×JCC 4Kスローテレビ ナチュラルウィンドウチャンネル~

 

 私が、当社子会社のジャパンケーブルキャスト(株)〔JCC〕の代表取締役会長兼社長CEOを兼任して以来初めて、去る4月21日に、凸版印刷様とのDX(デジタルトランスフォーメーション:デジタル変革)に関わる共同事業を開始したことを記念して、コロナ禍の中でZoomを用いたウェビナーを開催しました。この手法は、ポストコロナ社会におけるデジタルマーケティングの典型例であると位置づけており、本イベントは、4月から当社のマーケティンググループがハンドリングすることで、グループ事業シナジーを狙った第一弾企画です。以下のようなプログラムで進行しました。ターゲット顧客は、全国のCATV局で全視聴者数は、95名に達しました。では、以下のプログラムの進行状況について、その概要を示します。

 

●名 称:凸版印刷×JCC 4Kスローテレビ ナチュラルウィンドウチャンネル

開催日:2021年4月21日(水)

時 間:15:00~16:00

場 所:Zoomウェビナー

参加費:無料(事前登録制)

 

■プログラム■

15:00 - 15:03    開会・操作説明

15:03 - 15:08    開会のご挨拶

                    ジャパンケーブルキャスト株式会社 代表取締役会長兼社長CEO

                    藤原 洋

 

⇒私は、『ポストコロナ社会を加速するDXとCATV業界の役割』と題した5分間のご挨拶ということで簡単なプレゼンテーションをさせて頂きました。ここでは、ポストコロナ社会での4つの変化、これに対応して起こるCATV業界の地域DXの担い手としての役割についてお話させて頂きました。最後にJCCは、凸版印刷様と共に、今回の新たな4Kテレビへの対応など、地域DXの技術支援を行いますというメッセージを出させて頂きました。

 

 

15:08 - 15:38    「テレビ(デバイス)の新活用、日本初4Kスローテレビチャンネル」

                   凸版印刷株式会社

                   情報コミュニケーション事業本部 ソーシャルイノベーション事業部

                   先端表現技術開発本部 感性コミュニケーション開発部 部長

                   高橋 隼人様

 

⇒凸版印刷・高橋隼人氏より、超高品質デジタル写真技術に始まり、超解像度デジタル映像技術に至る第一人者としての同技術の背景・目的・サービス内容に関する、デジタル画像の巨匠としての素晴らしいプレゼンテーションが行われました。

 

15:38 - 15:48    「ナチュラルウィンドウチャンネルのご紹介」

                   ジャパンケーブルキャスト株式会社

                   営業本部 ケーブルテレビ営業部 第2課 課長 岸房 隆平

 

⇒JCCのエースの1人で、ケーブルテレビ業界ニーズを知るエクスパートの岸房 隆平より実際の4Kナチュラルウィンドウチャンネルの番組提供概要について説明させて頂きました。

 

15:48 - 15:58    質疑応答

 

⇒多くのご質問を頂きましたが、私への質問とその回答概要についてお伝えさせて頂きます。

 

【質問】当社とその子会社のJCCとのビジネス面でのシナジー(相乗効果)は?

 

【回答】は、全国規模の情報発信インフラを提供し、JCCは、これまで地域への情報配信インフラを全国120のCATV局向けに提供してきました。今後は、地域DXの時代に向けて、当社の情報発信インフラを全国・全地域において整備し、その全国規模のDX情報配信インフラを担うのがJCCであります。

 

●おわりに

 今回は、私が代表を兼務するJCCと当社のマーケティンググループとの共同作業によって、社会におけるDXの最先端を担っておられる凸版印刷(株)との共同事業開始を記念しての初めてのウェビナーでした。初めての試みでしたので、期待よりも大きな不安で実施しました。果たして、視聴者の皆様からの反応は、大変勇気づけられるものでした。これからも当社グループのシナジー効果をフルに発揮して、DataセンターカンパニーからDXセンターカンパニーへと、自らのDXを推進していきたいと考えております。

 

2021年4月28日
代表取締役会長兼社長CEO
藤原 洋