今日は、本の紹介です。
- 巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは (ワンテーマ21)/野村 克也
- ¥720
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ご存知、ノムさんこと、楽天ゴールデンイーグルスの野村監督の著書です。
タイトルに「巨人」が入っているように、巨人ネタが随所に含まれています。しかし、サブタイトルに「組織とは、人間とは、伝統とは」と書かれているように、巨人をネタにしつつも、もっと深いテーマに言及しています。
全般に貫かれているのは、「どうやって成果を出すか」という点。
野村監督といえば「ID野球」。データを駆使した頭脳野球ですが、この裏には、「劣った戦力で巨大な相手をいかに破っていくか」という哲学がぎっちり詰まっています。
弱小組織を立て直すという意味で「組織活性化」に活用できる内容ですが、個人レベルでいかに成果をあげていくかについてもヒントが満載です。
文庫本なので軽量、かつ、サーっと読める内容ですので、週末又は通勤時間等に読まれてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は、野村監督が昔(ヤクルト監督時代)はあまり好きではありませんでした。あんなグチグチとぼやきを言う上司は最悪だな。と思っていました。が、今は、「あのぼやきシャワー」に浸ってみたい。という欲求があります。
野村監督の育成指導は3段階。
「三流は、話をするのも無駄なので『無視』、二流はあと少しで一流になれるので『褒め』、そして一流はさらに高みを目指して欲しい希望から『非難』」の三段階。
野村監督から名指しで「非難」されるのは、実は相当うれしいことだったりするわけです。非難される当の本人は大変でしょうけどね。