陸上のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本グランプリシリーズ、織田記念国際大会は29日、広島市のエディオンスタジアム広島で行われ、男子やり投げは村上幸史選手(スズキ浜松AC)が79メートル93で3年ぶりに優勝しました。ディーン元気選手(ミズノ)が2位。昨年の世界陸上代表、新井涼平選手(スズキ浜松AC)は78メートル07で6位に終わりました。女子やり投げは海老原有希選手(スズキ浜松AC)が58メートル40で4連覇しました。女子5000メートルは安藤友香選手(スズキ浜松AC)が15分37秒21で日本人トップの5位に入りました。
男子100メートルはロンドン五輪代表の山県亮太選手(セイコーホールディングス)が向かい風2・5メートルの条件の下、10秒27で優勝しました。女子100メートルの福島千里選手(北海道ハイテクAC)は予選1組で11秒93の2着となった後、右ふくらはぎのけいれんのために決勝を棄権しました。
男子三段跳びは長谷川大悟選手(日立ICT)が五輪参加標準記録を突破する16メートル88で2連覇。同棒高跳びは日本記録保持者の沢野大地選手(富士通)が5メートル60で勝ちました。