石井琢朗選手が現役引退表明 | 365日のファンタジー

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現役引退を表明した石井琢朗選手

歴代11位の通算2430安打を放った広島の石井琢朗選手が27日、広島市のマツダスタジアムで記者会見し、プロ24年目の今季限りでの現役引退を表明しました。

 野手コーチ兼任の今季は出場28試合にとどまり、42歳になった25日に球団に引退を申し入れました。球団はコーチ就任を要請しているそうです。

 3月のオープン戦で自打球を右足甲に当て、思うように走れなくなったといいます。

 石井選手は1989年にドラフト外で大洋(のちの横浜、現DeNA)に投手として入団。91年オフに野手に転向しました。98年にチームの38年ぶりの日本一に貢献しました。2006年には投手で勝利した選手としては2人目の2000安打を達成。09年から広島に移籍し、今季は野手コーチ兼任でした。


 ◆石井 琢朗(いしい・たくろう)1970年8月25日生まれ、栃木県佐野市出身。42歳。栃木・足利工高から投手としてドラフト外で89年に大洋に入団し、同年10月に初先発でプロ初勝利。内野手に転向し、98年には横浜の38年ぶり日本一に貢献。06年に2000安打達成。09年から広島に移籍した。通算2410試合出場で2430安打、670打点、358盗塁、打率2割8分2厘。ベストナイン5度、盗塁王4度。投手では通算1勝4敗。174センチ、78キロ。右投左打。