福士加代子、失速9位…1万メートルで五輪目指す《大阪国際女子マラソン》 | 365日のファンタジー

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トラックで五輪を目指す福士加代子選手

大阪国際女子マラソン(29日、大阪市・長居陸上競技場発着) マラソンで初の五輪出場を目指した福士加代子選手(ワコール)は、26・5キロあたりから失速して2時間37分35秒で9位と沈みました。4年前に続いて五輪選考レースに惨敗し、今後は1万メートルで3大会連続の五輪出場に切り替えます。

 福士選手を待っていたのは、ねぎらいの拍手でした。重友選手がゴールしてから14分12秒も過ぎ9位でフィニッシュすると、舌をペロリと出して笑顔を浮かべました。第一声は「ただいま帰りました!」。マラソンでの五輪切符を逃したことに対する、彼女なりの照れ隠しに見えました。

 レース直後、福士選手は3月の名古屋ウィメンズ出場に意欲を見せましたが、永山監督との話し合いで断念しました。将来的なマラソン再挑戦はあきらめていませんが、今は4年前と同様、1万メートルに戻って長距離トラック種目で五輪を目指します。