卓球の全日本選手権第2日(1月18日 東京体育館)
史上初の快挙へ前進です!
ジュニア女子シングルス4回戦で小学5年生の平野美宇選手(ミキハウスJSC山梨)が優勝候補の栄恵佳選手(青森山田高校)に3-0でストレート勝ちし16強に進出しました。
福原愛選手でも達成出来なかった小学生Vが見えてきた平野選手は、昨年2勝した一般のシングルスでも1回戦を突破。小学5年の伊藤美誠選手(豊田町スポーツ少年団)もジュニアの部で16強、一般で1回戦を突破しました。
強敵を相手にポテンシャルの高さを見せつけました。過去2戦2敗と歯が立たなかった栄選手に3-0で完勝した平野選手ははにかみました。栄選手は2010年にU-15の世界大会で優勝した実績を持ち、一般の部でも4回戦から登場するスーパーシード。ジュニアの部では優勝候補の一角だった高校2年生を、小学5年生が圧倒しました。
昨年は同学年の伊藤選手とともに、一般の部で史上最年少勝利。この1年で身長が6センチ伸び、パワーがついたことが格上撃破の勝因です。一般のシングルス、ダブルスでも勝利し、この日は1日で5戦5勝。
史上初となる小学生でのジュニア制覇なら、家族からお小遣いがもらえる事も決まっているそうで、やる気は十分です!
進化を続ける天才卓球少女は、タイトルとボーナスへ突っ走ります。