2時間26分32秒の自己ベストをマークして優勝した木崎良子選手
◇横浜国際女子マラソン(2011年11月20日 横浜市・山下公園発着42・195キロ)
執念の走りで夢舞台へ名乗りを上げました。12年ロンドン五輪の国内選考会第1弾で、木崎良子選手(ダイハツ)が2時間26分32秒の自己ベストをマークして優勝しました。
40キロすぎにスパートした尾崎好美選手(第一生命)に離されたものの、残り600メートルを切って逆転。厳しい気象条件に加えペースメーカーが予定の距離に到達する前に脱落する異常事態の中、ニューヒロインが代表有力候補に浮上しました。
不屈のニューヒロインが夢舞台への距離をグッと縮めました。木崎選手は直前でサングラスを外し、両手を突き上げてフィニッシュしました。2時間26分32秒は自己ベスト。マラソン3度目で初優勝した26歳が、ロンドン五輪代表に名乗りを上げました。
残り3キロで優勝候補の尾崎選手との一騎打ちになりました。40・2キロ付近で尾崎選手がロングスパート。一時は約10メートル離されましたが、懸命に前を追いました。41・5キロで再び並ぶと冷静にライバルを観察し、一気に突き放しました。
スタート時の気温が22度。強い日差しも照りつけました。国内選考会で初めて導入されたペースメーカー3人は、設定されたペースを刻めないだけでなく、19キロで全員脱落し、予定の25キロまで先導できませんでした。過酷な条件、想定外の事態を乗り越えた先に、歓喜が待っていました。
執念の走りで夢舞台へ名乗りを上げました。12年ロンドン五輪の国内選考会第1弾で、木崎良子選手(ダイハツ)が2時間26分32秒の自己ベストをマークして優勝しました。
40キロすぎにスパートした尾崎好美選手(第一生命)に離されたものの、残り600メートルを切って逆転。厳しい気象条件に加えペースメーカーが予定の距離に到達する前に脱落する異常事態の中、ニューヒロインが代表有力候補に浮上しました。
不屈のニューヒロインが夢舞台への距離をグッと縮めました。木崎選手は直前でサングラスを外し、両手を突き上げてフィニッシュしました。2時間26分32秒は自己ベスト。マラソン3度目で初優勝した26歳が、ロンドン五輪代表に名乗りを上げました。
残り3キロで優勝候補の尾崎選手との一騎打ちになりました。40・2キロ付近で尾崎選手がロングスパート。一時は約10メートル離されましたが、懸命に前を追いました。41・5キロで再び並ぶと冷静にライバルを観察し、一気に突き放しました。
スタート時の気温が22度。強い日差しも照りつけました。国内選考会で初めて導入されたペースメーカー3人は、設定されたペースを刻めないだけでなく、19キロで全員脱落し、予定の25キロまで先導できませんでした。過酷な条件、想定外の事態を乗り越えた先に、歓喜が待っていました。