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ビジネスブレーンズ社 | 肥満とエネルギー

肥満の問題を抱えている方で自分は肥満になるほど食べていない、と思っている方も少なくありません。
しかし、実際に食事を日記のような形で記録してもらうと、殆どの場合、必要以上のエネルギーをとっていたりします。まずは、標準体重から必要なエネルギーを計算して、1日あたり必要なエネルギー量を確認してみましょう。

1日に必要なエネルギー(kcal)
=標準体重(kg)×標準体重1kg当たりに必要なエネルギー(25kcal~)


エネルギーを摂取しすぎている人でよくあるのは、
1、食べる量が多すぎるタイプ。
2、間食やお酒のエネルギーを計算に入れていないタイプ。

食べすぎるタイプの人に多いのは、家庭環境として全員がよく食べる家庭であること。食べ過ぎているという自覚がないのもしょうがないかもしれません。摂取エネルギーの計算を意識して、食事をしてみるのもいいかもしれません。また、早喰いも食べる量が多くなる要因であると言えます。

また、中高年になって肥満になってしまった人は、若い頃と同じ量を食べている人がいます。年齢とともに基礎代謝量は減少するので、その年齢に応じて摂取エネルギー量を調整しなければいけません。

さらに、間食・ジュース、お酒などもしっかりとエネルギーの計算に入れる必要があります。

適正な摂取エネルギー管理を心がけましょう。


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ビジネスブレーンズ社 | 肥満の影響

肥満で最も大きく、恐るべき影響としては、命に関わるような多くの生活習慣病のもとになりやすいということです。

日本人の死因については以前書いたように、第1位がん、第2位脳卒中(脳梗塞、脳出血)、第3位心臓病(心筋梗塞、狭心症)となっていますが、脳卒中と心臓病に関しては双方ともに動脈硬化や高血圧、脂質異常症などが大きな要因とも言えます。そして、これらの発生には食事や肥満との関連性が顕著です。

さらには、国内の発症数が非常に急速な伸びを見せている糖尿病、高尿酸血症、痛風、脂肪肝、 膵炎なども肥満が原因となることがわかっています。


他にも、実は肥満が間接的に影響を及ぼしている症状があります。
肥満者はからだに余分な脂肪がついているわけですが、喉にも脂肪がつき狭くなります。そうすると、眠って筋肉が緩んでいる状態では空気の通りが悪くなります。さらには、眠っている間に息をしない時間がある「睡眠時無呼吸症候群」という症状になってしまいます。この症状は命にも関わる可能性もあります。

肥満になった場合でも骨の太さはあまり変わりませんので、体重が骨や関節に余計に負担をかけます。それは腰痛や関節痛の原因となります。


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ビジネスブレーンズ社 | 生活習慣病と肥満(2)

日本における肥満者の数は、欧米諸国に比べるとかなり少ないものとなっています。しかし、日本人は、欧米人に比べるとBMIの値が小さくても糖尿病などになりやすいという研究結果も出ています。その点からも肥満に関する意識は健康において重要視されます。

日本人男性は20年前、10年前と比べても、どの世代においても肥満者の割合が非常に増えております。中でも40代~60代の肥満者は30%以上となっています。
逆に日本人女性では、30~60歳代において肥満者の割合が20年前、10年前と比べて減少しており、20~40歳代においては低体重が増加傾向になっています。
これはダイエットに代表されるように女性の体重コントロールに対する意識の高さの表れであると言えます。

体重コントロールには、摂取エネルギー過多と運動不足が大きな要因として挙げられます。不規則な食事も肥満に繋がります。

健康面でのライフリスクを考える際には、体重コントロールがわかりやすい基準になります。


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