『読売新聞』2019年3月16日朝刊
人生案内より引用
60代半ばの女性から質問がきていた。
子育ても終わり、これからどう生きればいいのか迷っているらしい。
その質問に対して、作家の久田 恵さんがお答えになっていた。
自身の経験から、
「考えるよりもやってみる。そうすることの中に、本当の自分がいるのかもしれませんよ。」
このように言っている。
40歳既婚息子1人のぼくの率直な感想としては、まず「60代半ばになっても、生き方に迷うんだな」ってこと。
60代ともなれば、色んな人生経験から、もう生き方に迷うなんてことはないと思っていた。
しかしそうではないらしい。
育児、仕事に精一杯で、自分の生き方に向き合えなかった人もいるってことだ。
そして「考えるよりもやってみる」というお答え。
20代、30代の若者に言うのならばわかるが、60代半ばの方に対しても、同じようなことを言うのだと少し驚いた。
やりたいことを我慢して、子供や仕事を優先して生きて来られたのだから、若い頃にやれなかったことをやってみてということなんだとは思う。
若い頃から色んな経験をして、『BBQで日本を幸せにしたい!』という人生目標を掲げているぼくでも、60代になったらまた『生き方』に迷うのかな?
でもなるべくなら迷わないように、今からやれることをとことんやろうと決めた。
あなたは『生き方』に迷っていませんか?