何とも難しいお題だ

味付けは簡単なようで奥が深い

以前までの俺は具材を網で焼き、焼肉のタレをつけて食べていた。だが、ここ3、4年、タレを使ったことがない。素材の旨味が消えるからである。はっきり言ってタレの味しかしないのだ

じゃあ、今は何を使っているのか。「塩」「コショウ」のみと言っておこう


「塩」は鶏肉、野菜、魚介類など、「コショウ」は牛肉、豚肉に使う←これ基本

また、食べる瞬間に、醤油やわさび、梅肉、バターなどを加えるとより味が引き立つ場合もある

そこで一番の難題は、振りかける量である


特に鶏のもも肉などは塩のかける量が非常に難しい。均一の量を上から振りかけないといけないのだが、俺は化粧塩といって料理人から教えてもらった振り方をマスターした(自分流)

右手に塩、右足を前に、左足は後ろで重心を取る。そして体のバランスを大事にしながら、雪が大地に降りるように満遍なく振りかけるのである。鶏肉の量が多い場合は、両手を使う場合もある。ほとんど曲芸だ

まあ、別にどうでもいいのだが・・・

話を本題に戻すが、世界五大陸、53カ国のバーベキューを経験したBBQの王様・スティーブン・マクラーレンも日本の味付けには感嘆している。出来るだけシンプルに素材の味を閉じ込める日本独特の食文化は大事にしていきたい


普通、バーベキューは、食材を網の上で焼く

だが、網にさらに「小物」を乗せ、その上で調理することもある

例えば、フライパン、杉板、貝殻など。フライパンは奥が深いので後日語ることにする。取りあえずあとの二つは下記の通り↓


<杉板>
最近知った調理法なのだが、杉板(別に竹でもよい)を肉に挟んで焼く方法。
このメリットは、1直接網にふれなので焦げ目がつかない、2味を閉じ込める、3杉のよい香りが肉に移る

牛ヒレ肉(3つで1000円ほど)に塩こしょうをまぶして、杉板で挟み、銅線で結ぶ。あとは、網の上で板が真っ黒けになるまで焼くだけ


俺的バーベキュー

外から見ただけでもレア加減が伝わってくる。そして開けると

俺的バーベキュー

最高の出来。板がそのまま皿になる。切り分けて、特製だし(醤油:料理酒、梅)をかければ出来上がり

100人中、100人が「美味い」という美味しさだ


<貝殻>
これは試したことがある人も多いはず。殻付きホタテの身を殻から取り出す。そして、細かく切る。このとき、貝柱だけでなく、付随するものすべてを混ぜる。洗った殻の上にのせて焼くだけ。少し煮詰まってきたら、前述の特製だしをかけてグツグツと音がすれば出来上がり


俺的バーベキュー

まあ、工夫次第で想像豊かなバーベキューになる。是非試してみてほしい
そこである妙案が浮かんだ

試行錯誤した挙げ句、橋渡しに選んだのは鉄板。幅が約3㌢のものを二枚おき、その上にレンガを置いていった。その間にセメントを挟むことで強度が増す計算だ


俺的バーベキュー

案の定、セメントが固まるとかなり安定。レンガは三段に積み上げていくのだが、念のため、その度に鉄板を挟んでいった

同じ調子で二段、三段と作業を進めていく。だが、ここで注意をしなければならないのは、空気の穴をこしらえないといけない。炭をおこすときに必要な風の通り道だ。そこで二段、三段のブロックの間はあえてセメントを詰めずにしておいた


俺的バーベキュー

これで9割は完成

あとは、ステンレス製の炭おきをはめ込むだけだ。この部分は、鉄鋼マンの親父に発注。息子の無理な要望も快く引き受けてくれた

親父手作りの炭おきは、予想を遥かに超えた完成度の高いものだった。詳しく説明すると

一番上の囲みは、炭が飛ぶことを想定してブロックをガードするもの。しかも耐熱ペンキを塗ってくれてある。また、使い終わった炭を取り出しやすい取手もついてある(網の部分に炭を置く)。コンロの天辺に網を置くので、炭と網の距離もちょうどいい


俺的バーベキュー


今回、コンロを製作するにあたり、押さえなければならないポイントがあった
1、低予算(定額給付金ぐらい)
 →ホームセンターの在庫一掃セールを狙い購入。通常の半額以下で購入できた
2、子どもが近くにいても大丈夫
 →手前もレンガにすることで手がついても大丈夫にした
3、大人数でも対応可能
 →一番大きな網のサイズに合わした
4、庭や家の景観にマッチするもの
 →二色にすることで柔らかい雰囲気をだした

本当にいいものが出来た。そして、実際に定額給付金(俺だけの分)を財源にした。このコンロは近隣の方々や友人を招待して交流も深めるためのもの。これだけ有意義に使えば、この政策を決めた政治家たちも喜んでくれるに違いない

今回は5月に完成した自作のBBQコンロを紹介する

BBQリーダーとしては長年の夢であった自作コンロが試行錯誤の末についに完成した

まず全容はこんな感じ


俺的バーベキュー

どうだ、いい感じに仕上がっているだろう?ここで二回に分けて、その一部始終を振り返っていく


【基礎は大事】編

最初、土をならし、イメージが浮かぶようにブロックを置いてみた


俺的バーベキュー

次にモルタルに砂利を混ぜ、地面にコンクリートを流し込んだ

俺的バーベキュー


【始めてのコテ】編

そして、いよいよカラーブロックの出番。中に鉄柱を入れながら順調に積み上げていく。こういった類いのことをするのは始めて。もちろん水平器を使うのも。ブロック間の隙間にモルタルを入れるのが難しい。割り箸を使いながらこまめに入れていった。また、始め分からずに素手でセメントを触っていたら皮膚がキレてきた。あわててゴム手袋をつけての作業に切り替えた


俺的バーベキュー

何とかここまできた。だが、ここで困ったことが起こった。最終、四角に囲むのだが、手前の「橋渡し」をどうするか迷った。木を敷いてもレンガの重さで落ちてしまうし・・・ (下に続く)
【食材の選び方】

<肉の計算>
まあ、食材選びは人の好みによって変わるもの。ここでは、タイトルの趣旨にそって、選び方の基本をお教えする

まず肉はどうか。これが一番やっかいな食材だ。並んでいるのをみると色々買いたくなるからである。でもよく考えて欲しい。フォルクスなどレストランでステーキを食べるとき、何グラムのものを選ぶか。大体は200~300gぐらいである。BBQも同じ。一人平均300gを目安に量を決めるのがいいと思う

例えば、10人でする場合、10×300=3㎏。牛、豚、鶏など肉のすべての合計がその量になるよう計算すればいいのだ。食べるのは肉だけでない、野菜や焼きそば、おにぎり、魚などもあることを考えれば、これ以下でもいいぐらいだ

<野菜の計算>
はっきり言って、思っている程食べないもの。俺も始めの頃はキャベツ1玉を買ったものだが、大半を捨てていた。これはもったいない。キャベツは半玉でちょうどいい。同じようにすべての野菜のトータルは、半人前ぐらいでちょうどいい。10人なら5人の人が食べられる量ということだ


<魚の計算>
魚介類はBBQには欠かせない一品。だが量には気をつけたい。例えば、よくパッケージに2匹入っているものが多いが、1匹で充分。皆、最初の一口は必ずつつくが、最後まで食べ続けるのは1人か2人ぐらいである。2匹入っている場合は、1匹を自宅冷蔵庫で保管したほうがよい

まあ、食材選びは、前日にでも書き出しておくのがいい。肉も計算しながら買っておくのがベストだろう