藤本 さきこさんのこちらのブログ
を読んで恐らく10年以上前にモヤモヤした自分の気持ちが少しわかった気がしました。
私がモヤっとしたものそれは…
その頃よくニュースで取り上げられていた保育園や幼稚園のお遊戯会で全員が主役をやるというもの。
役決めの際に親からのクレームがあった為、全員平等にするために全員が主役を演じるというもの。
モヤっとはしたけど、まぁニュースでやってる事だし実際にあるのかどうかはわかんないし〜と思ってたのですが、その時の職場で一緒だった方が「うちの幼稚園もそうだよ」って言ってて、マジか⁈実際にあるのか!嘘でしょ!と衝撃でした。
そしてそんな劇見て誰が楽しいんだろうか…となんかよくわからないけどモヤモヤ〜っとしていたその頃の私。
以下 さきこさんのブログの一部抜粋です。
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「世界に一つだけの花」の歌は、あまり好きじゃないんだけど、
それは世間の解釈がどうしても、「みんなが主役!みんなが花!」という無理やりな「平等」に感じるから。
どの役割でも「対等」って事。
花びらでも、茎でも、雌しべでも、雄しべでも
同じ「花」という事。
立場や場所や役割は違うこと。(←ここに勝ち負けするから「みんなが主役」とか意味不明の的外れなことになる)
そもそも「主役」という言葉自体が幻だと思うもん。
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無理やりな「平等」!
すごく腑に落ちました。
そして10年以上も前のモヤモヤした気持ちまでスッキリしました!
『「主役」という言葉自体が幻』名言すぎる。
「みんな違ってみんないい」ならばやはりそれぞれの役割も違っていいはず。
それを幻の「主役」を勝ちとして、他を負けとするから全員主役の劇というわけのわからないものができあがったんだなぁ。
私も普段の生活の中であの人に比べて私は…とか思って勝手に負けたりしちゃうことも多いのでわからなくもない部分もあるけど、そういうことをすればするほど意味不明なことになる。
みんな大好きスラムダンク。
(知らない方はすいません。私は超好き!)
みんな桜木 花道だったらどうだろうか?
そんなスラムダンクだったら読むかな?
桜木 花道 以外はみんな負けなんだろうか?
そんなことは絶対にない!
さきこさんの言葉。
立場や場所や役割は違うこと。
スラムダンクもそうだけど(シンカリオンも。しつこい。)主役以外の人もみんなが生き生きしている物語ってすごく面白いですよね。
湘北のメンバーもそうだし、他のライバル校のメンバーもみんなそれぞれ素敵です。
これからも誰かと自分を比べてしまった時などに思い出していきたいです。
比べて勝手に負けてただ落ち込むんじゃなくて、そこまで自分が素敵!と思える方と今、背景が重なってることに喜びを感じてしっかり自分の役割を演じよう。