スイス滞在記 パート1 | B-Boy Takeo のブログ

スイス滞在記 パート1

フランスのCHELLES BATTLE PRO とうイベントにジャッジで呼んでもらいましたが、せっかくなのでその帰りを延長し、スイスに行ってきました。

何故スイスに?

ご存知の方も多いかと思いますが、自分のチーム、SPARTANIC ROCKERS はもともとスイスのチームなのです。
何で、俺がスイスのチームに入っているかって?
経緯を話すと長くなるので、短くまとめると以下のような感じになります。

1997年の春ごろネットサーフィンをしている俺はスイスのB-BOYチームのWEB SITE を見つけました。それがSPARTANIC ROCKERS のページでした。
メールのやり取りをするようになり、とても仲良くなった俺たちは97年の夏にNYで会います。
その後、SPARTANICを日本にも作ってみない?という誘いを受けるのです。日本人初のメンバーとなった俺は最初にツヨシをそして次に佐久間さんを誘って日本チームを作っていく事になります。


さて、話は戻りますが、そんなSPARTANIC発祥の地はスイスのBERN(ベルン)という町。


SPARTANIC発祥の地という事で何度かこの町を訪ねている俺。
4人いたSPARTANICのメンバーのうち、一番仲のいいREMYは今アメリカに住んでいてGOOGLEで働いています(奴は博士号まで持っている秀才)。そしてZEDは今アジアのどこかを旅していて会えませんでした。
という事で今回はSPARTANICを作った張本人、ICEの家に泊まり、もう一人のメンバーMONTYと夜は一緒に食事するような3日間でした。

ちなみに、フランスからスイスまではTGVという列車を使って移動しました。
イベントの流れがはっきり読めないので、移動当日切符の手配。
この日は週末という事もあり、切符売り場も大混乱!!
結局結構後の電車に1席だけ1ST CLASS(日本でいいうところのグリーン車)があったのでそれに乗ってスイスはロザンヌに向かいます。
ベルンはスイスの首都にも関わらず、あまりTGVが行っていないようです。
やはり人口が多い、チューリッヒ、ロザンヌ、バーゼル、ジュネーブなどが電車のメインの行先のようです。
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とうことで今回はロザンヌ駅行きの電車にのり、そこまでMONTYとICEに迎えに来てもらいました。そこからBERNまで車で2時間弱ぐらい移動。
ようやく俺の第2の故郷ベルンに到着!!!
約5年ぶりの訪問です。
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さて、今回は、ダンスと全く関係なくベルンを訪問した俺。
普段は行けない、どこか、スイスらしい場所に行きたいとお願いします。
そこでICEが連れて行ってくれたのが"山"。
スイスと言えば自然。
山に雪に牛にチーズにチョコレートに時計!!!
・・・というイメージではないですか??

スイスを何度も訪ねていながら一度も高い山に行ったことがない俺。
今回は初体験です。
ベルンから車で約1時間30分。
シルトホルン(Schilthorn)という場所です。
山の中腹からはロープウェーに乗って山頂を目指します。
日本では絶対ありえないようなことがいくつもありました。
まず、ロープウェーがめっちゃ急角度!
こんな角度で山の中腹に支柱が立てられるのかと見てみると、なんと支柱なし!!!
ロープは出発点と到着点の2か所の支柱の柱だけで支えられています。
しかもワイヤーの長さは相当な長さです。
ロープウェーのカーゴは大型で100人ほどが乗ります。
これだけの巨大な思いカーゴを、凄い距離、凄い角度、2本の支柱だけのロープで上げるなんて、恐ろしい!!

プラス山頂はなんと標高2970m。
凄い高さです。
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そこに立派なレストランがありました。
円形のレストランは、食事をするところが360度ゆっくり回転する仕組みになってます。要するに、食事をしながら全方位の景色が楽しめるという素晴らしいもの。
約3000mの高さに、この施設、日本ではありえないと思います。
「どうやって資材を運んだのかな?」
とICEに訪ねると、おそらくヘリコプターだと言っておりました。
確かに、車では無理そう。
第一道が無い!!
この山頂にあるレストラン、「ピッツ・グロリア(Piz Gloria)」は、「女王陛下の007」でも使われたところとして有名なのだそうです。
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しかし、なんとまぁ素晴らしい景色。
こんな凄い景色は日本の山ではさすがにめったにお目にかかれないでしょう。自然のスケールが日本とは桁違いです。

夏は夏で、素晴らしい景色だとか。
今度は是非夏に来てみたいです。

という事で滞在1日目は山を満喫!
長くなるので2日目の町散策の件はまた次書きたいと思います。