気になるニュースをチェックしよう
ここ最近、大手仮想通貨取引所がステーブルコインの取り扱いを開始したというニュースをよく目にしますね。
「今日bitfinexでの6種類のステーブルコインの取扱い開始のニュースが出ていましたね」
「ステーブルコインってよく聞くようになったけど、あまりよく分からない…」
そこで今回は「ステーブルコイン」をまだよく知らないという方のために、簡単な基礎知識と注目されるステーブルコインの1つであるTrust Token社による「TrueUSD(TUSD)」についてお話したいと思います!
「ステーブルコイン」は価格変動を抑えた安定的な仮想通貨です。そのため、これまでの仮想通貨における価格変動の問題を解決し、仮想通貨をより使いやすくすると期待されています。
「どうやって、価格を安定させているの?」
ステーブルコインは価値を担保するものによって、主に3種類に分けられます。
1)法定通貨や資産(金など)との交換を担保
(法定通貨、例えば「1ドル渡すことで1単位のコインを発行する」というようにいつでもいつでも交換できるということで価値を保証しています。)
<代表的なコイン>Tether(USDT)、True USD(TUSD)、USD Coin(USDC)
2)仮想通貨との交換を担保
(他の著名な仮想通貨と交換できることを担保とし、価値を保証しています。)
<代表的なコイン>Dai(イーサリアムを担保にしている)
3)担保がない
(担保を用意せず、アルゴリズムで供給量を調節するなどして価値を一定に保ちます。)
<代表的なコイン>BASIS、Carbon
「1)タイプのTether(USDT)を知っているよ!」
「1)の代表なコインはすべて米ドル(USD)が担保になっていますね。」
はい、現在100種類ほどのステーブルコインが誕生しているとも言われていますが、そのほとんどが1)タイプのようです。また、米ドルを担保にしているものが主流です。ちなみに、日本円を担保にしたものでは「LCNEM」という「NEM」のモザイクを利用したものがあります。
ここからは、True USD(TUSD)についてお話しましょう!
「True USD(TUSD)って、BBODでデポジット・担保にできる通貨ですよね」
「そうだ!TUSDだと、預金の価格変動の心配せずにトレーデイングできるからいいよね!」
その通りです!そのため、BBODの取引所がオープンする前にぜひTUSDについて知ってもらいんです!
<TUSD・基本情報>
名称:TrueUSD(トゥルーユーエスディー)
通貨記号:TUSD ※USDT=テザーなので、お間違いなく
発行年:2018年
担保通貨:米ドル(米ドルの価格に合わせる)
プラットフォーム:イーサリアム(ERC20トークン)
所在地:アメリカ
担保にしている米ドルはTrue USDのチームが自社で管理するのではなく、契約している複数の信託会社の銀行口座に保管されています。そのため✨信頼性が高い✨と言えるでしょう!
<TUSD発行の流れ> ※以下は「アラサー主婦マキの仮想通貨投資始めました」より引用
- ①TUSDを購入するユーザーはKYC/AMLチェックを行います
- ②完了すると、ユーザーは購入分のUSD(米ドル)をTUSDの信託会社に送金します
- ③USDの送金完了後、スマートコントラクトによって1対1の比率でトークンを発行、ユーザーのイーサリアムアドレスに送信します
- ④逆に、ユーザーはTUSDを送り返すことでUSDと交換(換金)することも可能です
「TUSDが信頼性が高いステーブルコインと言われる理由が分かりました!」
「今後、このようなステーブルコインが仮想通貨の普及につながるといいね」
今回はTUSDについての紹介のみでしたが、もっと多くのステーブルコインを知りたいという方に、以下の記事を紹介したいと思います。
by ICOの情報サイト
「いろいろあるね…」
「やっぱり、日本円を担保にしたLCNEMが気になりますね!」
今後、もっと日本円を担保にしたステーブルコインが発行されるようですし、ますますステーブルコインへの注目が高まりそうですね!
何か興味があるステーブルコインがあれば、ぜひ教えてくださいね。
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