ウェルカム・ソング特集、ラス前までやって来ました。

今回はプログレ界の超大物、ピンク・フロイドの登場です。

この特集、この曲を最初に思いついた方も多いのではないでしょうか。

 

73年の"Dark Side of the Moon"がお化けアルバムになってしまい、

続く新作の制作が困難を極めた彼ら。

一時、機械音だけによる作品にもトライしたそうですが、

2年のインバーヴァルを経て発表された作品は、

従来の彼らの路線を外れるものではありませんでした。

個人的には2番目に好きな彼らのアルバムです。

(ちなみに1番は"Atom Heart Mother"です。)

 

この曲の冒頭には、その機械音だけのアルバムのために

創られたと思われるサウンドが挿入され、

その混とんを打ち破るように激しいヴォーカルが入って来ます。

曲はロジャー・ウォーターズの作のようですが、

リード・ヴォーカルはデイブ・ギルモアが担当しているようです。

 

from "Wish You Were Here" (1975)