終盤に入って参りました「究極のパンクロック・ソング」のコーナー。今回もパンクとニューウェイヴの狭間に登場してきた曲を中心にお送りいたします。登場するバンドもだいぶ絞られて来ております。

 


(76) Marching Men / Rich Kids (1978)
(77) The Imposter / Elivs Costllo & The Attractions (1980)
(78) Walk on By / The Stranglers (1978)
(79) Are You Recieving Me? / XTC (1978)
(80) No Feelings / Sex Pistols (1977)

今回1曲目は、セックス・ピストルズを馘になったグレン・マトロックが結成したリッチ・キッズのナンバーを取り上げました。結局アルバム1枚で解散してしまいましたが、後にウルトラヴォックに参加するミッジ・ユーロも在籍したことで知られています。そのユーロ作のナンバー、(76)"Marching Men"をお聴き下さい。


続いて、この特集、ずいぶん登場しているエルヴィス・コステロの登場です。80年の"Get Happy!"に収録されたナンバー。高速ビートでまくしたてるコステロのヴォーカルが爽快なナンバー。アルバムの中でも目立っていた曲でした。(77)"The Imposter"です。
https://www.youtube.com/watch?v=P94pXANbucw

さらに、このシリーズ頻出のザ・ストラングラーズです。アルバム"Black And White"と"The Raven"の合間にリリースされたシングル・ナンバー、(78)"Walk on By"。オリジナルはディオンヌ・ワーウィックが64年に発表したバート・バカラックハル・デイヴィッド作の曲。この曲のカヴァーは驚きでした。
https://www.youtube.com/watch?v=ub4rKDkL53s

今回4曲目はXTCをピックアップしました。文字だらけのジャケットでお馴染みの2ndアルバムと同時期に発表されたシングル、(79)"Are You Recieving Me?"です。CD化の際に2ndアルバムに収録されましたので、画像はアルバムの方にさせていただきました。スピード感のあるポップなニューウェイヴ・ソングです。
https://www.youtube.com/watch?v=RApvaQ0uGTw

そして今回ラストは前回に続いてセックス・ピストルズ。デビュー・アルバムの3曲目に収録された破壊的ナンバー(80)"No Feelings"。グイグイと攻めて来ますね。
https://www.youtube.com/watch?v=wHiGR0iuTUo


これらの映像を見ていると、当時のシーンの勢いを感じます。新しいものがゾクゾクと出て来た時代のワクワク感が最高です。