先週は、シルヴァー・ウィークのおかげで、2日働いて5日休むという普段とは逆の生活を過ごさせていただきました。おかげで、家の草むしりもでき、CDの整理やパソコン取り込みも結構進み、それなりに充実感を味わうことができました。
今日は近くのスーパー銭湯のサウナで相撲を見て過ごしておりました。私が20代から30代の頃は、大相撲の開催期間になると、会社の定時が終わると、誰ともなくテレビをつけて、毎日、大関・横綱の取り組みは否が応でも見ていたのですが、最近は誰もテレビをつけず、大相撲もやってるのか、やってないのかわからないようになりました。日本人の横綱がいなくてつまらないというのもあるのでしょうが、全般的に相撲への関心は薄くなってますね。
それでも今日の優勝をかけての両横綱の対戦、本割り、優勝決定戦とも力の入る好試合でした。思わず「オオーーーッ!」と叫んでしまいました(反省)。久しぶりにじっくり見てると、結構面白いなぁと思いました。それにしても同じモンゴル人なのに、どうして、こう、好感度に差がでるんでしょうねぇ~。
さて、昨年の1月から続けておりますこのコーナー、回を重ねて88回のダブル末広がりというめでたい回を迎えました。まずは、ロック界先週の出来事から。
22日 誕生日:デヴィッド・カヴァーデイル(51年) 23日 誕生日:ブルース・スプリングスティーン(49年) 24日 誕生日:リンダ・マッカートニー(41年) 25日 命日:ジョン・ボーナム 享年32歳(80年) 26日 誕生日:ブライアン・フェリー(45年)先週は結構いろいろありましたね。ジョン・ボーナムが亡くなった時は、びっくりしましたが、いつ頃だったか全然記憶がなくなっております。ジョン・レノンよりも先だったのですね。
それでは、先週のBGMへと進めて参りましょう。先々週から突然始めました、00年代を振り返る企画。
今回は2002年のアルバムです。日韓ワールド・カップの年に発表されたアルバムです。
今回は2002年のアルバムです。日韓ワールド・カップの年に発表されたアルバムです。
一応、私のパソコンで「年」で検索したら出てきたものを取り上げております。未取り込みのモノもありますので、重要なアルバムが抜けている可能性がありますが、ご指摘の方はぜひコメントの方にお願いします。
ちなみに、前回の2001年、ディランの「Love And Theft」が漏れておりました。
それでは、参りましょう。先週のBGMを~、リワインド!
When I Was Cruel / Elvis Costello (02年発表)
まずは、エルヴィス・コステロ、7年ぶりに発表ソロ・アルバムです。この時期のコステロさん、いろいろな企画モノが多くて、なんかポピュラー・ミュージックの探求者になってしまってた印象がありました。
80年の「Get Happy!!」までは、ニューウェイヴの筆頭シンガーって感じで、アルバムは出る度に買っていたのでが、「Trust」以降は、たまにしか買わず、レンタルですましたり、スルーしたりと、不義理なお付き合いをしておりました。
このアルバムは久々のソロ・アルバムで、サポートするミュージシャンも、スティーヴ・ナイ(key)やピート・トーマス(dr)といったアトラクションズとして長年付き合ってきた、気の合った人たちと制作した作品。初期のコステロを彷彿とさせるメロディとビート感を持った曲が並んでいて、個人的には「コステロが帰ってきた!」と喜んで聴いてたアルバムです。
自分自身がリアル・タイムのロックも聴くようになったこともありますが、これ以降、コステロのアルバムは、70年代と同様、出れば買うということになっております。
Heathen Chemistry / Oasis (02年発表)
続いては、中心メンバーのノエル・ギャラガー脱退のニュースが気になる、ブリット・ポップの王様、オアシスの5thアルバムです。私が新譜として買ったオアシスのアルバムとしては2つめのものです。(彼らがデビューして、ブレイクした頃は、リアル・タイムのロックは聴いておりませんでした。)
前作の出来があんまり良くなかったので、このアルバムは「新たな出発」なんてフレーズで歓迎されていたと思います。私も、1st、2ndほどではないにしろ、それ以外のアルバムでは一番良いのではないかと思ってます。ビートルズを思わせる曲も多く、「(Probably) All in the Mind」なんかは、「Rain」を咀嚼してるような感じがします。
今後の彼らの動向が気になりますが、00年代の彼らを代表するアルバムなのではないかと思います。
さて、この年に発表されたアルバムをいくつかご紹介してみましょう。
まずは、この年デビューした人たち。
「See This Through And Leave / The Cooper Temple Clause」
「The Coral (1st)」
「The Datsuns (1st)」(記事はこちら)
「The Young And the Hopeless / Good Charlotte」
「Up the Bracket / The Libertines」(21世紀のロックアルバム#2102)
「Bring ,Em In / Mado Diao」
「The Music (1st)」
「Come Away with Me / Norah Jones」
「See This Through And Leave / The Cooper Temple Clause」
「The Coral (1st)」
「The Datsuns (1st)」(記事はこちら)
「The Young And the Hopeless / Good Charlotte」
「Up the Bracket / The Libertines」(21世紀のロックアルバム#2102)
「Bring ,Em In / Mado Diao」
「The Music (1st)」
「Come Away with Me / Norah Jones」
次に、この年のアルバムでブレイクした人たち。
「The Eminem Show / Eminem」
「Yankee Hotel Foxtrot / Wilco」
「The Eminem Show / Eminem」
「Yankee Hotel Foxtrot / Wilco」
女性アーティストも頑張ってました。
「Under Rug Swept / Alanis Morissette」
「Lost in Space / Aimee Mann」
「Under Rug Swept / Alanis Morissette」
「Lost in Space / Aimee Mann」
そして、こんな大物たちが新作をリリース。
「The Rising / Bruce Springsteen」
「The Rainbow Children / Prince」
「By the Way / Red Hot Chili Peppers」(21世紀のロックアルバム#2109)
「Maladroit / Weezer」
「The Rising / Bruce Springsteen」
「The Rainbow Children / Prince」
「By the Way / Red Hot Chili Peppers」(21世紀のロックアルバム#2109)
「Maladroit / Weezer」
00年代のロックの方向性が徐々に見え出した年であったと思います。
Are You Passionate? / Neil Young (02年発表)
さて、今晩ラストは、多作家、ニール・ヤング御大の登場です。既に、21世紀に入ってから、6枚のスタジオ・オリジナル・アルバムを発表している、枯渇することのないソング・ライティング力は、最早誰の追随も受けない領域にまで来ているのではないでしょうか。
そんな彼の21世紀最初の作品は、前年の911事件をきっかけに制作されたアルバムでした。そんな彼の思いメッセージを込めたアルバムなのですが、サウンドの方は、スタックス・サウンドを思い出させる、アタックが強くグルーヴ感溢れる、実にご機嫌なサウンド。それもそのはずで、参加ミュージシャンをみてると、ブッカー・Tやダック・ダンの2人の名前が見られます。
ハードな曲と、美しい曲を程よく取り混ぜた、調子のいい時のヤングのアルバムらいし構成になっており、当時は良く聴きました。
それでは、この中から、ヤングの独特のギターが心を打つ、「Quit (Don,t Say You Love Me)」のライヴ映像です。
さて、今週からまた通常モードに戻り、5日働いて2日休みの生活です。怠けた心に鞭打って、頑張って参りましょう。また、来週!