8月もはや終わりですね。08年も既に2/3が過ぎてしまいました。今年の夏は、なんか暦よりも半月くらい早く暑くなって、涼しくなったような感じですよねぇ。地球の公転が早くなっているのか、地球が熱しやすく冷めやすくなってしまったのか、何が起こってるのかよくわかりませんが、気象の変化には、何か空恐ろしいものを感じてしまいます。また、今年はいろんな地方で水害が起こっており、被害にあった方には心からお見舞い申し上げます。日本もいよいよ熱帯になってきたんでしょうか??

昨日、レコード屋さんへ行って、いろいろ試聴してたんですが、買いはしなかったのですがスコット・マーフィーという人のアルバムを聴いてビックリしました。この人アリスターというシカゴのパンク・バンドにいた人らしいんですが、日本の歌をパンク・アレンジして日本語で歌ってるンですね。日本のテレビ番組にも出ているようなので、ご存知の方も多いかも知れません。私が今年参戦したサマソニにも、アデルやアルバート・ハモンド・ジュニアの穴を埋めるべく、急遽、出演したそうです。こんな歌、演ってます。
http://www.youtube.com/watch?v=4NHl2JgResg&feature=related
他にもドラエモンの主題歌や、あゆの「Voyage」を演ってるようです。世の中変わったもんです。

そんな変化の時代にも関わらず、今晩も参りましょう。先週のBGMをリワインド!!

25日 Eagles「Long Road out of Eden」(Disc1)
26日 Eagles「Long Road out of Eden」(Disc2)
27日 R.E.M.「Green」
28日 Reeve Oliver「Touchstone Inferno!!!」
29日 The Counteeners「St.Jude」
30日 Carole King「Tapestry」
31日 Weezer「Weezer (Red Album)」

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まずは、私も全然知らなかったバンド、リーヴ・オリヴァーをご紹介しましょう。1か月ほど前ですが、レコード屋で、このカトリーヌ・ドヌーブの映画のシーンみたいなジャケットに吸い込まれ、「ネクスト・ウィーザー、最有力候補」「泣き虫パワーポップの金字塔」というコピーに触手が伸び、試聴して購入を決めたアルバムです。いわゆるジャケ買い、衝動買いに近いものです。
04年にデビューしたバンドの、今年になって発表された2ndアルバムです。所属するレコード会社の合併騒動等、ディストリビュートにいろいろ問題があって4年ぶりの新作となったようです。いや~、パワー・ポップ好きの私にとっては、かなりツボにはまった1枚でした。最近のウィーザー以上に、ウィーザーらしい泣き虫ポップ炸裂のサウンドです。
ファブトーン・レコードという、インディみたいなレコード会社から日本盤が発売されてます。「I Want Burns」のPV映像をどうぞ!



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続いては昨年発表されたイーグルスの再結成アルバムです。CD2枚組というヴォリューム満点のアルバム。先行シングルの「How Long」が初期のイーグルスを思わせるご機嫌な曲だったのですが、アルバム全体はかなり落ち着いた感じだったため、購入当初は完全に肩透かしを喰らった感じでした。
しかしながら、じっくりと聴き込んでいくうちに、結構いい曲が多いなぁと冷静に鑑賞できるようになり、最近、割と良く聴いてます。昔のイーグルスのイメージを捨てて、今の4人(ドン・フェルダーは不参加)の音楽を楽しむ気持ちで聴けば、十分に満足できる作品でした。
シングル・カットされてるのは知らなかったですが、PVがYouTubeにアップされていた「Busy Being Fabulous」です。この曲、好きですねぇ。


この他、週の後半は既に、本編記事でもご紹介してきたアルバムをピックアップしていおりました。

UK期待の新人バンド、ザ・コーティナーズのデビュー・アルバムをピック・アップ。(記事はこちら)今年のグラストンベリー・フェスティヴァルにも出演していたようですね。盛り上がってます。「Cavorting」です。
http://www.youtube.com/watch?v=HMFrjoqRtRs

キャロル・キングの、言わずと知れた名作なんかも聴いてました。(記事はこちら)「20世紀のロックアルバム」の通し番号#31でした。

リーヴ・オリヴァーを聴いた関係で、本家のウィーザーの今年の新譜もピック・アップ。(記事はこちら「Pork And Beans」のPVは、サマソニのステージの合間にいやと言う程、目にしました。

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今晩ラストは、このコーナーの常連になって来た感もあるR.E.M.です。東京某所のブック・オフで600円でゲットした、私がリアルタイムで彼等のアルバムを聴いていた88年の作品。彼等のアルバムで一番好きなのは、このアルバムの前作「Document」なんですが、このアルバムもその前作の流れを受けた快作だったと思います。
このアルバムから、メジャーのワーナーへ移籍したこともあり、「Pop Song 89」「Get Up」等のシングルもバンバン、カットされ、アルバムのセールスもかなり良かったようです。このアルバム以降も、アルバムをどんどん発表していくのですが、私がリアルタイムで彼等のアルバムを聴いていたのはこれが最後になりました。(これは彼等の作品の質が落ちたということではなく、ロック全体を通じて90年代前半は鎖国していた私の個人的事情です。)

ということで、最後に、彼のシングルの中で最もチャートの上位(6位)に入った「Stand」のPVをご覧いただきたいと思います。また、来週!