突き詰めるパロディが染みる アル | メタボに音楽と食べ歩き礼讃

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♭や♯な雑文です。

Eat It  「スリだ~」  Al Yancovic



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「カバーもパロディも何かオリジナルを越えるものがなければならない」


そんなパロディの名手であり、80年代のMTVファンには同じみの方

「アル・ヤンコビック」です。このオススメでもおなじみ廃盤で残念ですが、

今回はCDというより、映像作品で見てね、な感じです。


 アルヤンコビックの日本デビューといえば「邦題 スリだー」です。ジャケでもお分かりのようにマイケルジャクソンのパロディ。Beat itをEat itと替え歌にし、さらに本家に勝るとも劣らないPVを作っています。なんでも赤いジャケットはマイケルジャクソン本人からプレゼントされたものとか。その他MTV的にはマドンナのLike a virjenLike a Surgeon(外科医のように?)とかI Love Rock’n Roll I Love Rocky Road(アイスクリームの名前ですね)さらにはマイケルのBadをFATにして、あのスコセッシ作のマイケルPVに迫った映像作品は最高です。


 列挙に暇がない彼の作品ですが、英語力のない僕は「字幕」がないとわからないという不幸な歴史があります。普通はビートルズの歌詞を辞書を引いて意味を理解し、覚えたっていう美しい話がありますが、僕の場合はこのアルヤンコビックの歌詞を辞書を引いたことを覚えています。
 特に「Fat」の冒頭の小芝居。本物は「お前はもうワルじゃないもんな」とにじり寄られるシーンでは「ハンバーガー食べろよ。え?なんでい、もうお前はデブじゃねえもんな」とにじりよられるアルヤンコビックの演技はそうとう笑えました。

 

 「シンガーアルヤンコビック」として捉えた場合、妙に素っ頓狂なトーンで歌う感じはアメリカンコメディ王道のような(あるいはアメリカンコミック的)味わいを感じさせます。ご本人はアメリカ人ではないのですが

 そのトーンが


「@安くていい」


と僕は本気できにいっています。ただ、残念なのはオフィシャルのDVDなどがほとんどなく、なんとかしていただきたいものです。なんでも引退した説もあったようですが、次のターゲットはレディガガだ!ということで一安心。

 そんな彼ですがEat ITには収録されていないのですが「Living With a Hernia」という、ご存知ジェームスブラウンのカバー。

 僕のなかでは彼のBestなパフォーマンスと思える?ヘルニアで苦しんでいる方には申し訳ないのですが、J・Bばりのステージアクション!Live感をここまでやっちゃうとは!の要チェック作です、ハイ。




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